2023Sシラバス
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大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、「外交史」の方法でものを考える体験を通じて、メディアの報道ではなく、当事者である外交当局の残した/作成した文書を読み解き、それを吟味しながら、それに基づいて先行研究を踏まえながら、自分なりの考えをまとめていくことを目指す。対象は主に戦後日本のアジア外交に限定し、ネット上(アジア歴史資料センター)でみられるものや、外務省外交史料館で公開されている記録など、日本の外交文書・外交関連記録をもとに考えていくことを想定している。日本外交やその歴史、外交史研究、国際関係史、歴史学、歴史認識問題、日中関係、日台関係などに関心のある方にお勧め。 【学術分野】国際関係・歴史学 【授業形態】ディシプリン型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 初年次ゼミナール文科 31800 火 1 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 外交史研究、国際関係史、日本のアジア外交、日中関係史、日台関係史、歴史認識問題 教科書 ガイダンス 授業中に指示をする。/Will specify at class time 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31757 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 近代日本の政治史・外交史を社会科学的手法で読み解くための入門授業。基本文献の読み方、報告や討論の仕方、自由方向のテーマ設定、小論文の作成方法について学習する。自由報告の内容は各自の選択にゆだねるが、担当者の専門領域に近い国際関係・政治学・歴史学・近現代日本研究などが、とりあえずは念頭に置かれている。 【学術分野】国際関係 【授業形態】ディシプリン型、フィールド型、文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード 近代日本、政治史、外交史、国際関係論、政治学、歴史学 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 ー外交文書・外交関連記録を読み解くー 日本のアジア外交とその歴史を考える 近代日本政治史・外交史研究入門 川島 真 酒井 哲哉 国際関係 国際関係

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