2023Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 時間割コード 時間割コード 石橋 整司、齋藤 暖生、井上 広喜、久本 洋子、講義題目 全学体験ゼミナール 31483 S1 授業の目標概要 31485 授業の目標概要 開講 講義題目 危険生物の知識 (春編) 開講 春の奥秩父を巡る ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 森林に生息する生物の中には人間を含めた他の生物に対して有害ないしは不快なものも含まれている。こうした生物から被害を受けないようにする知識はフィールドで作業をする場合大切であるが、同時にそれらの生物が生態系の中で果たす役割についての理解なしに「有害」、「危険」と退けてしまうことは自然についての正しい知識を身につけることにはならない。そこで、人間にとって「有害」、「危険」、「不快」といわれる生物を実際のフィールドで観察、学習し、これらの生物に対する対処法を身につけると同時に、自然の中での人間との関わりについて学ぶ。 ※受講可能人数:最大20名まで。 ※ガイダンス:4/13(木)5限の第1回事前講義時にオンラインで行う。 ※現地講義開講場所:大学院農学生命科学研究科附属演習林富士癒しの森研究所および千葉演習林。 ※駒場キャンパス(オンラインを含む)での2回の事前講義と富士癒しの森研究所、千葉演習林における2回の現地講義、駒場での1回の事後講義を行う。開講日は以下のように予定している。 第1回事前講義(ガイダンスを含む)【オンライン】 4月13日(木)5時限 第2回事前講義【駒場キャンパス】 4月20日(木)5時限 第1回現地講義【富士癒しの森研究所管内】 5月13日(土)~14日(日)(1泊2日) 第2回現地講義【千葉演習林管内】 5月20日(土) 日帰り 事後講義【駒場キャンパス】 5月25日(木)5時限 各演習林への交通費、宿泊費、食費等の実費は自己負担。負担額等の概要については第1回事前講義時に説明する。 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 森林は多様な生物の生息場所であるとともに、人にとっても水や食物などさまざまな恩恵をもたらす存在です。日本の国土の約7割は森林に覆われていますので、森林を知ることは、自然の成り立ちや、人と自然のかかわりを知ることそのものであるといえます。しかし、現代の日常生活では、森林の生命の営みや森林の恵みを経験的に知る機会は決して多くありません。秩父演習林の位置する奥秩父山系は関東甲信越地方の水源地であり、深い森林と切り立った渓谷が原生的な自然を形作っています。気軽に行ける場所ではありませんが、関東地方で人間の影響の少ない自然に触れることができる数少ない地域です。 本ゼミでは、秩父地方の自然史や生業に関する事前講義を踏まえ、奥秩父山系の森林生態系や人と森林の関わりについて見学を行います。具体的には、標高に伴う森林の推移、森林に対する自然撹乱、樹木の更新、動植物の分布、シカによる植生衰退、山地森林のもつ水源涵養機能など、森林生態系の動きについて経験を通じて学びます。また、かつて薪炭林だった二次林や生産林としての人工林など、過去から現在までの森林利用を学ぶとともに、山村での郷土食作りを体験します。最終的には、手つかずの老齢林と、資源利用されてきた二次林・人工林を比較し、森林の成り立ち・人と森林のかかわりについて、自らの体験をもとに考えていただくことを目標とします。本ゼミを通じて、奥秩父地域の自然を体験し、経験的に自然を知るという科学の基本的なアプローチを学ぶことを期待しています。 ※受講人数を7名以下に制限します。 ※受講希望者は4月6日(木)のガイダンスに参加して下さい。 ※担当教員:山田利博・平尾聡秀・坂上大翼 ※このゼミは〇月〇日(〇)〇時〇分~〇時〇分に〇〇にて行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。 あるいは、 ※農学部ウェブサイトの全学自由研究ゼミナール・全学体験ゼミナールのオンライン合同説明会に資料を掲載しています。 担当教員 前原 忠 担当教員 山田 利博、 坂上 大翼、 平尾 聡秀 所属 曜限 単位 農学部 集中 所属 曜限 単位 農学部 集中 2 2 対象 対象

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