2023Sシラバス
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授業の目標概要 この授業は、遊びの中でも特にゲームの遊びを通した学びを中心に、関連する基礎的な知識を学び、関連研究から示さ授業の目標概要 授業の目標概要 我々は豊かな生活を享受して、現代の生活を謳歌しているが、その裏側では燃料、溶剤、農薬などの様々な化成品が毒性物質として環境を汚染し、我々自身や野生動植物を含むエコシステム自体の劣化を招いている。このような環境汚染問題は年々深刻さを増しており、早急な対策が求められるのは言うまでもない。難分解性で毒性のある有機物による環境汚染の浄化においては、物理・化学的な処理に加えて、微生物を用いた環境浄化手法(バイオレメディエーション)も有効な選択肢の一つとなりうる。同様に、我々の家庭や工場などから排出される有機系排水の処理でも、微生物による排水処理がメインの処理技術として長く利用されている。 このように、環境・エコシステムを守るために目に見えない微生物の力は、実際に利用されている。この全学自由ゼミナールでは、環境分野における微生物利用の実際を紹介した後で、微生物利用が鍵となる環境問題を選択してもらい、調べた結果の発表や教員との議論を通じて問題解決の方策を練り上げてもらう。合わせて、土壌汚染浄化や排水処理を企業で実施している専門家の話を聞く機会も提供し、選んだ課題を解決する参考にしてもらう。そのような過程を通して、環境分野での微生物利用についての現状を理解してもらうと共に、方策を議論するプロセスを見ることで技術・社会・コストなど環境問題を幅広く捉える視点を醸成することを目的とする。 時間割コード 31532 時間割コード 31813 時間割コード 40200 S2 環境浄化・保全の微生物学 開講 S 遊びと学びの科学 開講 Road to 2050 環境エネルギS ー政策目標の達成に向けて 開講 れた科学的知見を調査して、豊かな遊びを生み出すためのデザイン実践を行う。 履修者は、自らの遊びの経験を軸として、デジタルゲーム、アナログゲーム、謎解き、脱出ゲームなど、ゲーム的な要素が含まれる遊びの活動全般から関心のある対象を選んで文献調査を行う。取り上げた遊びの事例について、認知的な影響や動機への影響など、人間の成長と遊びの関係について理論的な枠組みを使って理解し、応用できることを学習目標とする。 2020年10月わが国は世界に向けて「2050年カーボンニュートラル」を宣言した。その後、2030年には温室効果ガスの排出量を2013年度比でマイナス46%とし、さらに50%の高みに向けて努力する方針を示している。2021年には第6次エネルギー基本計画が策定され、様々な政策が動員されているが、本講義ではこれらの現状と課題について取り上げる。民間でも、ESG投資の広がりやRE100宣言企業の増加に加え、コロナ禍からの回復を見据えたグリーンリカバリーに関する取り組みが広がっているが、「2050年カーボンニュートラル達成」は、そんなにたやすいものではないことも事実である。本自由研究ゼミナールでは、2050年カーボンニュートラルに向けた戦略を議論する。 講義題目 講義題目 講義題目 担当教員 藤本 徹 担当教員 瀬川 浩司 教養教育高度化機構 水 5 担当教員 野尻 秀昭、原 啓文、鈴木 研志、水口 千穂 所属 情報学環 所属 所属 農学部 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 水 5 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 水 5 1 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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