2023Sシラバス
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時間割コード 31540 時間割コード 31491 時間割コード 31542 授業の目標概要 ふと目を向ければ、私たちの身のまわりには様々なリスクがあることに気付きます。 授業の目標概要 本講義では,宇宙の起源,物質の起源,生命の進化,情報と人工知能などの現代科学のフロンティアを,最前線の若手研究者が数理科学という切り口で俯瞰する.授業担当教員がモデレータとなり,理化学研究所の若手研究者をゲストに招き,以下の話題を議論する.ゲスト氏名と話題は,榎戸輝揚「宇宙線で紐解く自然界」,金子善宏「地震現象を計算する」,入谷亮介「生物現象とその動態を数理で理解する」,鮑園園「結び目のトポロジー」,大同暁人「物質の中のトポロジー」,松浦俊司「量子コンピュータの実用化に向けて」,瀧雅人「学習するコンピュータの知能」である. 授業の目標概要 概要: 開講 環境安全衛生入門 -身のまわりのリスクから 学び、安心へつなげる- S Introduction to Environmental Health and 開講 数理科学の研究フロンティア:S 宇宙、物質、生命、情報 開講 デジタル空間社会における S 研究と社会実装最前線 いつも使っている駅のホーム。やや狭いうえ柵もないホームの横を急行電車が猛スピードで走り抜けていきます。これまで事故が起きなかったからこれからも起きないという保証はありません。そこには常にリスクが存在しています。では、そのリスクを低減するためにはどうしたらよいでしょうか? 安全で安心な社会の実現には、身のまわりの環境や安全についての多角的な視点と理解が必要です。本講義では、身近な話題から自然災害に至るまで、現在我々が抱えている諸問題とその解決に向けたアプローチについて、各分野の専門家が対話形式を盛り込んでわかりやすく解説します。文系・理系を問わずすべての学生を対象とし、将来の我が国を担う皆さんが環境と安全の分野に対して正しく興味をもち、安心へとつながる道筋を自分で考えることができるようサポートします。 都市や森林・海洋などの空間を、IoTデバイスや衛星データなどの多様でダイナミックな時空間データに基づき理解することができるようになってきています。本授業では、こうした時空間ビッグデータに関連する分野横断的な学術研究の最先端に触れ、社会を取り巻く課題に対して、データを軸に多角的なアプローチで検討する視点や俯瞰的な思考力を取得することを目的とします。 目的: 複雑化・多様化する社会の諸事象の関係性を様々なデータを用いて分野横断的かつ俯瞰的に捉え、新たな視点での課題解決へのアプローチを導出する力が求められるようになってきます。そのために、本授業では、空間情報を用いて地球環境や都市環境をどのように捉え、また空間をめぐる様々な課題にどのようにアプローチすることができるのかを学びます。都市社会や自然環境の変動、自然災害、農業、経済、公衆衛生など多様な研究領域での最新の研究成果や社会実装の最先端に触れます。空間情報を軸とした具体的なアプローチや解決手法を学び、データ駆動型の思考法や新たな視点を取得することは、今後、環境や都市、社会基盤等の諸問題について自ら問いを立てて、またその問に対するアプローチを考える上で活きることでしょう。 目標: -- デジタル化など社会を取り巻く変化や、デジタル空間社会実現に向けた可能性、課題や複雑性について理解する -- さまざまな空間情報を収集し、それらを分析し、問いに対する答えを導くまでのアプローチを理解する -- デジタル空間社会データの可能性や限界、課題を理解した上で、データに基づいたアプローチに関する問を立てたり、その問に対するアプローチに関する自分の意見や考えを発展させることができる 講義題目 Safety 講義題目 講義題目 担当教員 飯本 武志 担当教員 河東 泰之 担当教員 関本 義秀 所属 環境安全衛生部 所属 数理科学研究科 所属 デジタル空間社会 連携研究機構 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 水 4 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 水 5 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 水 5 2 2年 文科 理科 学術フロンティア講義

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