2023Sシラバス
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(数理・情報) 時間割コード 31679 時間割コード 31683 S1 時間割コード 31687 S1 総合科目 F 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 S 情報システム基礎Ⅰ 開講 シミュレーション基礎Ⅰ 開講 シミュレーション基礎Ⅰ 情報システム基礎Ⅰ 「足からロケットまで---走る/飛ぶ/探る科学入門」 人や物を効率良く運ぶことが、文明社会の成立に欠かせず、移動手段を提供する技術が、我々の生活の基本を支え、そして生活を楽しく豊かにするために大切です。実際、日常的な生活の中で、自動車や鉄道などの身近な交通は不可欠なものとなっていることを実感しているでしょう。人々は太古の昔から、速くて、快適で、便利な移動手段を求めてきました。近年は、これに加えて、安全性への意識も高まっており、環境への負担の少ない交通、高齢社 会への移行に伴い「交通弱者でも移動の自由が奪われない」バリアフリーに対応した交通など、移動手段の「質」に対する要求もさらに高いものとなっていま す。このような様々な要求に応える「運ぶ」営みのために、電気や情報の技術が貢献できることは多く、交通における電気・電子・情報技術の役割はますます大きくなっています。 本講義では、このような視点から、電気エネルギーおよび情報通信や計算機技術を積極的に用いて人や物を「うまく」運ぶ方法論をオムニバス形式で解説します。高校や教養学部で習う物理や数学の延長上にどのようにこれらの技術が構築されているかをできるだけわかりやすく具体的に解説するとともに、最新の研究動向を紹介します。 pythonプログラミングによるマテリアルデザイン マテリアル(材料)工学に関連する物理・化学モデルをpythonプログラミングにより実装し,数値解析の基礎を修得してもらいます。また機械学習の例題を通じてマテリアルズインフォマティクスについての理解を深めます。 コンピュータモデルで社会を観る-社会システムデザインのための科学的アプローチ- 社会問題の解決や社会制度設計に役立てるために、人の行動データやWEB上のビッグデータから統計、数理、認知科学、社会科学、計算機科学などの原理に基づいて様々な人間集団や社会のモデルを構築し、エージェントシミュレーション、ネットワークシミュレーション、インタラクティブシミュレーションなどのコンピュータシミュレーション技術を用いてその振舞いをダイナミックに予測、解析する手法が注目されつつある。本講義では、こうした社会モデリングとシミュレーション技術を活用した社会システムデザイン・分析の代表例と最新の適用事例について紹介しその可能性について議論する。 1「社会システムのモデリングとシミュレーションのための基礎知識」 1.1基本用語と社会システムデザインの概要 1.2ヒューマンモデリングI(ヒューマンモデルとは) 1.3ヒューマンモデリングII(チーム・組織・インタラクション) 1.4コンピュータシミュレーションの使い方(理解・予測と検証、発見と共創) 2「基本モデルの紹介」 2.1ライフゲームと創発性 2.2社会心理モデルとゲーム理論 3「応用例の紹介(金融市場のモデリングとシミュレーション)」 3.1金融市場の特徴と金融データの統計解析 3.2金融市場のモデリング 3.3金融市場のコンピュータシミュレーション 3.4金融市場制度設計に向けて 4「まとめ」 4.1まとめ 授業科目名 授業科目名 モデリングと 授業科目名 モデリングと 担当教員 古関 隆章 担当教員 澁田 靖 担当教員 菅野 太郎 所属 曜限 工学部 金 5 所属 曜限 工学部 木 5 所属 曜限 火 2, 工学部 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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