2023Sシラバス
293/393

(物質・生命) 時間割コード 31809 時間割コード 30372 時間割コード 31097 S1 時間割コード 40058 S2 総合科目 E 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 S 開講 S 開講 現代生命科学Ⅰ (文科生、理一生) 開講 現代生命科学Ⅱ(文科生、理植物の不思議を考える 植物に関するさまざまな内容を幅広く理解することを目標とします。 基礎科目としての生命科学を履修した基礎の上に,植物特有の現象に焦点を当てながら,植物の形態,生理,生化学などを中心として学習することになります。植物の進化や環境との関係,人間社会との関係などについても扱います。 進化生物学 動物分野の嶋田と植物分野の土松の二人で担当する。初回ガイダンスは授業第1回(4/11)に行い、キャンパス混雑を避けるためにZoom でオンラインガイダンスを実施する。授業の進め方、授業内容のオーバービュー、参考書の提示、コロナ対策の注意点、期末評価などを解説する。前半の第2週~第7週は嶋田が対面で授業する。(2)生物の共通性と生命の起源、(3) 自然選択による進化の法則、(4)性の進化と性選択: 雄と雌の存在、(5) 血縁選択理論: 利他行動と群れ社会の進化、(6) 協力と裏切り: 進化のゲーム理論が示す社会の様相、(7) 迅速な適応性とエピジェネティクス を学ぶ。 後半は、土松が (8) 分子進化の中立説 (9) 進化ゲノミクスの基礎と利用 (10) 非生物的環境への適応 (11) 生物間相互作用の進化 (12) 植物の進化 (13) 生物の分布と種多様性についての講義を行う。 現代生命科学 生命科学の進展は我々の予想をはるかに上回っています。それでも「生命とは何か」といった根本的な問題や、新型コロナウイスルへの対応等、解決すべき点が多々あります。社会に生命科学の知識を還元するためには、文系・理系の枠を超えた知の構築が必要となります。「生物学のようなサイエンスを暗記物にしてしまった」これまでの日本社会の風潮により、文系の人によるサイエンスの理解と理系の人によるサイエンスの理解が大きく乖離してきました。このサイエンスの理解の乖離が、1980-90年代以降、日本がより高い水準の技術立国へと躍進する機会に、官民が(結果として)正しい判断をできず、テクノロジーに関する競争力低下の一因という可能性があります。ウイルス操作技術・原子力の平和利用など、日本社会で科学的な議論が熟さないのもこうした理解の乖離が一因とも考えられます。本講義では、「生命とは何か」を考えつつ、知識偏重ではなく、物理や化学などの知識も総動員し、原理原則やメカニズムの理解から生命システム(の基礎)を理解する努力をしましょう。こうする取り組みで、「生物学を暗記物にしてしまった」ことで日本社会に残る多くの課題を払拭するヒントを得ましょう。 植物が周囲の環境とどのように会話して形をつくるのか? 植物の発生現象に関するさまざまな内容を理解することを目標とする。 植物特有の発生現象に焦点を当て、環境に応じて姿・形を変えていく植物の発生の面白さを学んでいく。単なる知見の紹介にとどまらず、研究の内容や歴史に触れながら講義を進めていく。 授業科目名 植物科学 授業科目名 進化学 授業科目名 授業科目名 一生) 担当教員 佐藤 直樹 担当教員 嶋田 正和、 土松 隆志 担当教員 矢島 潤一郎 担当教員 阿部 光知 所属 曜限 生物 金 2 所属 曜限 生物 火 2 所属 曜限 生物 金 2 所属 曜限 生物 金 2 対象 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理一 2年 文科 理一 対象 1年 文科 理一 2年 文科 理一

元のページ  ../index.html#293

このブックを見る