2023Sシラバス
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(人間・環境) 時間割コード 31716 時間割コード 31717 S1 時間割コード 31726 総合科目 D 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 S 水と土の環境科学 開講 授業科目名 住環境の科学 開講 S 心身の実践科学 食をささえる水と土の環境科学 2022年に80億人を超えた人口を養っていくためには、食料生産の維持・増大は欠かせない。主食である穀物の生産量が,灌漑農地面積に比例して造材してきたことは,我々日本人が当たり前と思っている「水」を「土」にどのように与えるかで食料生産が左右されることを示している. 2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsを達成するためには,自然環境との調和を図りつつ食料生産の基盤を整備するとともに快適な地域空間を創出する必要があるが,これは容易ではない。特に、植物の生育に不可欠な水と生態系存立の基盤である土、さらに地域空間における物質循環に関する科学と技術が不可欠である。 この講義では、食料生産、いわゆる農業について、生産効率向上の工夫や持続的な農業生産に関する課題を紹介するとともに農業に関連して生じている様々な環境問題やそのメカニズムを社会的背景と物質循環についての基礎知識やモニタリング技術を含めてわかりやすく解説する。 この講義によって、普段気にしていない水と土を巡る物質循環の科学の私たちの社会・生活における重要性が理解できるようになることを期待する。 人と木と木造建築 地球温暖化などの環境問題に対し、木材の適切な利用を核とした資源循環型社会への移行が世界的に求められています。本講義では、森林資源から木造建築に至るまでの様々な観点で「人と木と木造建築」について学んでいきます。すなわち、木材の微細構造から基礎的物性などに関する基礎知識や、未利用資源あるいはリサイクル利用に関する社会科学的な分野の基礎知識等を学び、木材を有効活用してつくられる製材・木質材料(集成材・合板・繊維板等)の特徴や、木造住宅・中大規模木造建築に至るまでの生産・流通などについて学び、木造建築の設計に必要な基礎知識や様々な木造建築の事例、および居住空間等木材を使用した環境のアメニティ等について学習します。 現代の社会を生きる心身の知恵 この授業は、急速に変化する現代社会を生きていく上で、またそのような社会の中で相互扶助による貢献を第一義とする市民的エリートとして成長するために不可欠な心身の実践科学とその知識について、理論と実践両面から学ぶことを目的とします。インターネットやSNSの急速な普及(四半世紀前にはこの世に存在しなかった)と情報氾濫、生活の24時間化・国際化、産業構造の変化、これらに伴う対人関係の変化など、現代のわれわれを取り巻く環境と状況は加速度的に変化し続けています。このような変化は、当然ながら、心身の健康、ストレス、学習に大きな影響を及ぼし、人間関係、将来設計、社会での適応のあり方、精神疾患などにも影響を及ぼしています。これらは学生の皆さんの現在の生活のみでなく将来の社会人としての活躍にも当然ながら深く関係する問題です。この授業では、教育学部身体教育学コースでの研究内容を紹介しつつ、生活習慣、学習、脳、精神医学、社会など様々な観点からこれらの問題について考えていきます。この中には、相談支援研究開発センターの教員が担当して行う、学生支援の実際した講義も多数含まれます。この講義での学習を通じ、学生生活における健康の維持・向上とともに、将来の社会での活躍のあり方について考えを深める上でも必要な知識とスキルを習得してもらえればと思います。 なお平成27年度から開始された学生同士の相互扶助を目的としたピアサポートプログラムに参加希望の学生には、特に履修を勧めます。学生ピアサポーター(一定の研修プログラムを修了した本学学生を相談支援研究開発センター長が認定)として必要な基礎知識の習得に必須の講義が含まれます。当然ですが、それ以外の学生の履修も大いに、かつ平等に歓迎します。 細井 文樹、吉田 貢士、 西田 和弘、吉田 修一郎、青木 謙治、恒次 祐子、斎藤 幸恵、稲山 正弘 授業科目名 担当教員 西村 拓、高木 強治、 溝口 勝 担当教員 担当教員 佐々木 司 所属 曜限 農学部 木 5 所属 曜限 農学部 木 5 所属 曜限 教育学部 木 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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