2023Sシラバス
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(人間・環境) 時間割コード 31685 時間割コード 31693 時間割コード 31694 S 時間割コード 31713 S 総合科目 D 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 高度に医療技術が発展してきた現代社会では、逆説的ではあるが、疾患を抱えたまま生活する者は多くなり、また、健康への様々なニーズが顕在化してきている。このような社会では、従来の医学モデルでは解決できない様々な課題が生じ始めてきている。特に少子高齢化が高度に進んだ日本においては、この社会を看護学モデルで扱い新たな対処方法を構築することに対する社会的期待が高まっている。つまり、生きることを支える学問である看護学は、人々の健康問題を、身体的、精神的、社会的、霊的に捉えることで、より人々に適合したケアを提供することが出来る。本講義では、看護学の概要と特徴を提示し、今日的な健康問題を解決するための最新の研究成果を紹介することで、今後の看護学発展による国民の健康向上への道筋を議論する。 講義題目 授業の目標概要 いま、地球環境は激変の時代にあり、生態系の劣化や生物種の絶滅が急速に進んでいる。これは我々人類にとっても重大な問題となっている。水、土、大気、食糧、どれをとっても我々の生活に不可欠であり、そうした「自然の恵み」を抜きにして人類の将来を語ることはできないからである。本講義では、特に生物の豊かさを意味する「生物多様性」に焦点を当て、それが維持されている仕組みや、劣化の実態とその背景要因、生物多様性の保全や再生、そして持続的な利用の在り方の視点から、生物と人間社会の関係性を語る。 具体的には、最初の2回で講義全体の枠組みを概説した後で、生態学の基本理論に基づいた生態系のダイナミズムを紹介する。次いで、海、山、里山といった現場に焦点を当て、それぞれの生態系の構造や機能、そこで起きている諸問題とその解決法を紹介する。そして最後には、生物多様性の価値について、それが生み出される仕組みも含めて「生態系サービス」の観点から論じる。 開講 S 環境・エネルギー工学基礎Ⅰ 開講 S ヘルス・サイエンス概論 開講 授業科目名 看護学概論Ⅰ 開講 授業科目名 環境と生物資源 化学システム工学入門 -次世代社会のための化学と材料- 本科目では、化学システム工学の基本的な考え方を理解するために、人間社会が直面している課題(エネルギー、気候変動、環境汚染、安全とリスク、超高齢化社会など)を取り上げながら、化学システム工学の方法論がどのような解決策を提示できるのかについて講義と議論を行います。 特に、エネルギー変換化学、環境化学、安心安全工学、医用工学の4つの分野を取り上げ、各分野で最先端の研究を行っている工学部化学システム工学科の教員が講義を行います。 ヘルス・サイエンスへの招待 人間の健康問題を考えるためには、生命科学・行動科学・情報科学・社会科学などの多様なアプローチを統合した学際的努力が必要です。そのためには、生化学・生理学・解剖学・遺伝学などの生命現象の基礎をなす学問だけでなく、疫学・生物統計学・医療倫理学・精神保健学・医療経済学・人類生態学・国際保健学・人口学などの保健・医療に関わる応用学問の実践が不可欠です。本授業では、医学部・健康総合科学科の教員が行っている健康社会の実現を目指した実際の研究活動事例を通して、現代が抱える「ヘルス・サイエンス」の問題と将来展望について学びます。 生きることを支える科学 生物多様性と保全 授業科目名 授業科目名 仲上 豪二朗、麦田 裕子、高橋 聡明、阿部 麻里 宮下 直、安田 仁奈、担当教員 伊藤 大知 担当教員 小西 祥子 担当教員 担当教員 鈴木 牧、藤田 剛、 瀧本 岳 所属 曜限 工学部 金 5 所属 曜限 医学部 金 5 所属 曜限 医学部 木 5 所属 曜限 農学部 水 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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