2023Sシラバス
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古典命題論理,古典述語論理,様相論理の統語論と意味論をさまざまな定理を実際に証明することを通じて学ぶ. これらの事柄に関する基本的な概念や証明方法に習熟することを目標とする. 時間割コード 31704 時間割コード 31001 時間割コード 31226 時間割コード 31083 時間割コード 31227 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 S 言語文化論 開講 授業科目名 記号論理学Ⅰ(理科S 開講 授業科目名 記号論理学Ⅰ(理科S 開講 授業科目名 記号論理学Ⅰ(文科S 開講 授業科目名 S 表象文化論 言語の多様性から考える言語学 世界には6000から7000ほどの言語が存在すると言われるが、その構造は言語ごとに異なり、多様である。たとえば、「花子さんが (S) みかんを (O) 食べた (V)」という内容を伝えるために、日本語のように SOV 語順をとる言語もあれば、英語のように SVO 語順をとる言語も存在する。さらには VSO、VOS、OSV、OVS といった語順も存在し、多様である。しかし、完全に不規則というわけでもない。実は SOV 言語と SVO 言語だけで世界の言語の 80% 以上を占めており、人間の言語に「SがVに先行する」「VとOが隣接する」という傾向があることが分かっている。このような言語の特徴は、世界の言語を幅広く観察することによって初めて知ることができる。 このような言語の多様性の問題は、言語を科学的に探求する学問である言語学 linguistics の研究課題のひとつであるが、この授業では、この言語の多様性に注目しながら、言語学という学問体系の導入をおこなう。世界のさまざまな言語の例をとりあげ、世界の言語の驚くべき多様性について学びながら、言語学とはどういう問題に取り組んでいるのかを議論する。 現代形式論理学入門 現代形式論理学の基礎としての命題論理・述語論理について、自然演繹の体系を通して学び、証明の方法に習熟するとともに、意味論の意義についても理解することを目指す。時間が許せば、若干の進んだ話題にも触れる。 記号論理学の基本を学ぶ。 古典命題論理、いくつかの多値命題論理、様相命題論理、古典一階述語論理について、その統語論、意味論、タブローを習得する。上記の論理のそれぞれについて、モデルを用いた妥当性の証明、反例モデルの構成、タブローによる証明ができるようになることを目標とする。 表象文化論への複数のパサージュ 1980年代後半に駒場(東京大学教養学部)で生まれた「表象文化論」は、個別の芸術作品から社会的・歴史的な文化変容に至るまで、広範な文化現象を分析する学術分野である。本講義では、担当教員が自著で取り上げてきたテーマを複数の通路(パサージュ)として、表象文化論の扱う諸問題の多様性を示すとともに、各テーマ間の相互関係、および、それらを貫く文化論的視座を解説する。 担当教員 長屋 尚典 担当教員 伊藤 遼 生) 担当教員 齋藤 浩文 生) 担当教員 生) 藤川 直也 担当教員 田中 純 所属 文学部 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 所属 表象文化論コース 曜限 金 5 曜限 木 1 曜限 金 5 曜限 金 2 曜限 金 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 理科 2年 理科 対象 1年 理科 2年 理科 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 総合科目 A(思想・芸術)

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