2023Sシラバス
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時間割コード 31082 S 時間割コード 30246 時間割コード 31000 時間割コード 31703 総合科目 A(思想・芸術) 講義題目 授業の目標概要 私たちが普段使っていることばとはどのような知識の体系なのだろうか。音声、語の形態、文の構造、それぞれどのように整理・記述され、実際にヒトに運用されるのだろうか。違う言語の間で異なる要素はたくさんあるけれど、共通するしくみもあるのだろうか。言語学や文法について何も知らなくても言葉は使いこなせるけど、私達の頭の中の何がそれを可能にしているのだろうか。一緒にことばの不思議をさぐりましょう。 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 言語構造論 開講 授業科目名 S 言語応用論 開講 授業科目名 S 言語態理論 開講 授業科目名 S 外国文学 言語学入門 コトバを科学する! 漢字音の歴史(南北朝から宋代まで) 変異と変化という視点から漢字音を概観し、声調を含むその諸側面の多様性を理解する力を養います。 今学期の授業では南北朝から宋代までを扱う予定です。中でも「中古音」と呼称される体系とその資料について重点的に扱います。「中古音」についての知識を持つことは、日本漢字音の漢音を理解する上で不可欠です。 漢字音の音価を記すために国際音声記号(IPA)を用いますが、授業中には国際音声記号の基本についての解説も行います。 文学理論への招待 【目標】 この授業では、構造主義以降の文学理論に関する基礎的な知識を得ることを目的とする。また授業で得た理論的知識を使って、文学作品を分析し、その批評を自分の言葉で書けるようになることを目指す。 【概要】 最近の文学や文化をめぐる議論では、西欧中心の世界観から西洋以外の地域も含めた本来の意味での世界的視野の獲得へと認識の地殻変動が進んでいる。世界には様々な言語で書かれた文学作品があり、それ故に多様な文学を水平に捉えるためにはある一定の共有された語り方が必要となる。その語り方こそが、理論である。 この授業では、前半で構造主義以降の理論の流れをたどりながら分析のためのツールを、後半では文学作品の多様性、固有性を掴んでいくための姿勢を学んでいく。また、そこで得た知識を応用するために中間レポートと期末エッセイで具体的なテクストと向き合ってみる。 アプレイウス『黄金のろば』を読む アプレイウスは2世紀のラテン語作家。後世に多大な影響を及ぼした『黄金のろば』を著わした。これは、小説というジャンルのひとつの先駆けとして考えられている。古代ローマ文学のなかでも異彩を放つ傑作ということができる。また、アプレイウスが生きた時代、ギリシア・ローマ文化圏では修辞学や弁論教育が隆盛した。いわゆる第二ソピストの時代である。また2世紀のローマ社会では、古い時代の文化に対する関心や憧憬が認められる。授業では、豊かな文化的成熟を孕む時代背景を視野に入れつつ、まずは、長く愛好されて来たこの作品の魅力を味わい、現在の我々の時代との接点も探って行きたい。 担当教員 広瀬 友紀 担当教員 吉川 雅之 担当教員 逆井 聡人 担当教員 日向 太郎 所属 言語情報科学専攻 所属 言語情報科学専攻 所属 言語情報科学専攻 所属 文学部 曜限 金 2 曜限 月 5 曜限 木 5 曜限 火 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 総合科目 A(思想・芸術)

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