2023Sシラバス
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2年 文科 理科 2年 文科 理科 火 6 S 2年 文科 理科 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 展開科目 文理融合ゼミナール 展開科目 文理融合ゼミナール 31656 S 講義題目 授業の目標概要 この授業では、視覚芸術としてのマンガの「コマ割り」をめぐって、講義と実践的演習の両面から探究します。マンガの制作には、物語を構想すること、絵を描くことなど、様々な技術が用いられますが、中でも「コマ割り」はこのジャンルに固有の要素として、マンガに関する従来の批評・研究の中でも特権視されてきました。本授業では、そうした従来の理論について学びつつ、受講者各自が手を動かして実際にコマ割りという作業を体験することを通して、このジャンル固有の特性について考えを深めることを目的とします。受講者の作成物は、授業内で発表やコメントをしてもらう予定です。 あくまでも実践を通して理論的に考えることが狙いですので、マンガ制作の技術的な向上を指導する授業ではありません(これまでのマンガ制作の経験も不問とします)。またコマ割りに焦点を当てた内容ですので、絵の巧拙は一切問いません(全然描けないという方でも結構です)。 なお、履修希望者が20名を大幅に超えた場合は、初回授業で指示する提出物をもとに人数制限を行う可能性があります。初回のガイダンスには必ず出席するようにして下さい。 31663 講義題目 授業の目標概要 31654 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) マンガにとってコマ割りとは何か 科学と芸術の新しいあいさつ・・・東京都美術館特別展並行プログラム 2023年5月、東京大学伊東研究室は 東京都美術館で「日府展70回特別展 科学と芸術の新しいあいさつ」を日本画府、ミュンヘン工科大学AI倫理研究所、玉川大学脳科学研究所、日本数学検定協会などと共同で主催し、シンポジウムや演奏会も行う。メインキュレータのイジンヨンは小研究室D3だが韓国国立民族博物館での実務経験もあるプロである。本展覧会には担当者を含め本学OBのアーティスト・サイエンティストも複数出品しており 計数工学科名誉教授の杉原厚吉さん、生産技術研究所名誉教授の山中俊治さん、文学部美術史学科名誉教授で「神経美術史」を展開する小佐野重利さんなどの仕事に親しく触れることが出来る。芸術は本質的に文系でもなければ理系でもなく、また文理を問わず一つでも必要な要素が欠けていたら成立しない、ガラス細工の繊細さを持つ。実作者の観点からこれらに触れる。可能なら杉原先生などゲストのご登壇もお伺いし、世代を超えた創造的な交流が出来たらいいなと思っている。 『芸術と感性の認知神経科学』 【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意してください。 集中講義の日程:8月上旬の3日間を予定しています 開始・終了時間:基本的に各日午前10時〜午後4時(初日にそれ以降の日のスケジュールをお伝えします) 本講義では、認知神経科学と心理学との学際領域のひとつで、近年盛んに研究が行われている芸術と感性の認知神経科学について学びます。「物をどう見ているのかを知らねば、それを表現することはできない。ゆえに画家は知覚の科学者である」とも言われるように、芸術技法と知覚・認知の仕組みには共通点が多いです。芸術や感性を手がかりとすることで、知覚・認知システムの基本的な知識と、その背後にある脳機能への理解を養います。多様なテーマをふくむ芸術と感性の分野を、主な3つの過程 1)知覚と認知の過程、2)意味づけと価値づけの過程、3)創作と創造の過程、4)注目されるトレンドに分け、関連する作品を紹介しつつ、各過程を神経美学、実験美学、芸術心理学などの基礎から最新の研究データをとおして理解することを目指します。認知神経科学と心理学の観点から芸術と感性を読み解く一方、芸術の技法や感性についての人文学的考察を利用して認知とこころ、さらにその背後にある脳機能への理解を養うことを目指します。 担当教員 三輪 健太朗 教養教育高度化機構 火 2 担当教員 伊東 乾 担当教員 石津 智大 教養教育高度化機構 集中 所属 所属 情報学環 所属 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象

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