2023Sシラバス
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2年 文科 理科 月 5 S 2年 文科 理科 火 4 S 2年 文科 理科 金 2 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 展開科目 人文科学ゼミナール 30229 講義題目 授業の目標概要 30516 講義題目 授業の目標概要 31049 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(データ分析) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(ことばと文化) 東アジアからの古典講読 東アジアは東アジアだけで東アジア的なのではありません。東アジアとは高度に近代的な地理想像が実体化した概念なのです。東京に暮らし、東京で学ぶわたしたちが東アジアに暮らし、東アジアで学んでいることは地理的に自明ですが、わたしたちはこのような暮らし方、学び方が東アジア的であることを自覚することはかえって稀だと言うべきでしょう。したがって、東アジア的であることの自覚とはすぐれて方法論的であり、時にそこにはある種の戦略性が孕まれることさえあります。|本授業において目指されるのは、かかる方法論と戦略性が普遍性観念の組み替えにとって有益なのだと感得することです。本授業が古典講読という形態を採るのは、それこそが目標を達成するのに最良の方法であるとわたしたちが信じるからです。その際、選ばれる古典テクストは東アジア地域に由来するテクストであるとは限らないことを履修を希望する皆さんにはじゅうぶんに了解してほしいと思います。最初に述べたとおり、東アジアとは高度に近代的な地理概念であり、東アジアから古典を講読するとは、とりもなおさず、「近代」を問い直すことにほかならないからです。 履修希望者が10名を超えた場合には、選考を行う可能性があります。選考は初回授業中に各レポートによって行い、結果はできる限り速やかにITC-LMSを通じてお知らせします。したがって履修を希望する場合は必ず初回授業にいらしてください。 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(ことばと文化) 統計とフィールドワークから探る農業産地の構造変化 日本の農業は,長期的・巨視的にみると高度経済成長期以降,農業従事者の高齢化・大幅な減少,耕地面積の減少といった形で,産業としての規模を縮小させてきた.しかし日本の国土を見渡せば,農業が現在も基幹的な産業としての地位を維持し,今後のあり方を模索している地域も少なくない.本授業では,何らかの農作物を中心に農業の「産地」と呼ばれてきた特定の地域を取り上げ,概ね高度経済成長期前後から今日に至る産地の構造変化を,国勢調査,農業センサスなどの基礎的統計のオリジナルな分析を通じて客観的に把握する.その上で,3泊4日程度の合宿による人文地理学的なフィールドワークを組み合わせ,産地の構造変化や現状の理解の深化をはかるとともに,産地が抱える課題や今後の方向性を議論する.なお実習を中心とした授業であるため,効果的な指導を行うために受講希望者多数の場合は選抜を行う(10名程度).受講希望者は,第1回授業で指示する内容の受講希望票を,第1回授業終了後の指定した期日までに提出すること.選抜が必要な場合はその内容に基づき行い,第2回授業開始までに受講許可者を確定,掲示等で告知する.また本授業は人文地理学教室が所有する紙媒体の統計資料や大判の地図を用いることもあり,対面での授業とフィールドワークに参加可能な学生に履修者を限定する. アルメニア語入門 「アルメニア語」は、現在のアルメニア共和国の公用語である「現代東アルメニア語」と、アルメニア国外のディアスポラのコミュニティで用いられる「現代西アルメニア語」と、19世紀以前の文語であると同時に現在の教会の典礼言語としても用いられる「古典アルメニア語」の3つに分類される。この授業では、アルメニア語の歴史を概観しながら、アルメニア語文法の初歩を学ぶ。 担当教員 永田 淳嗣 担当教員 石井 剛 担当教員 浜田 華練 所属 人文地理学 所属 中国語 所属 ロシア語 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象

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