2023Sシラバス
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1年 文科 2年 文科 月 3 黛 秋津 S 1年 文科 2年 文科 火 5 S 1年 文科 2年 文科 水 1 S 1年 文科 2年 文科 水 1 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 基礎科目 人文科学 30164 講義題目 授業の目標概要 30546 講義題目 授業の目標概要 30580 講義題目 授業の目標概要 30581 講義題目 授業の目標概要 開講 授業科目名 開講 授業科目名 開講 授業科目名 開講 授業科目名 ことばと文学Ⅰ 黒海地域史の試み 「黒海」は、日本から遠く離れ、またその周辺に位置する国々も日本とのつながりが深いとは言えないため、総じて我々にとってなじみのない海と思われる。しかし冷戦終結後、この海の周辺で数々の紛争が生じたこともあり、この海の周辺を一つのまとまりととらえて研究しようとする、いわゆる「黒海地域研究」が注目され、歴史学においても黒海地域史の研究が現われ始めた。本講義では、従来、境界領域と見なされていたこの地域の歴史を概観し、新たな地域史像を提示する。 東アジア世界のなかの琉球 琉球は、12世紀前後に王国形成を開始し、その後「沖縄県」として日本に組み込まれる1879年まで、東アジア世界の歴史的展開と密接に連動しつつ、その一王国として存続してきた。王国の対外関係の主軸となったのは14世紀後半に開始された中国(明・清)との君臣関係(冊封・朝貢関係)である。いっぽうで1609年、琉球は薩摩の大名・島津氏の軍事侵攻に敗れ、以後は徳川幕府の支配をも受けるようになった。すなわち1609年(薩摩の侵攻)から1879年(王国の消滅)までの270年間、琉球は中国・日本に二重に臣従する「王国」であった。 現代とは異なる、このような国際関係および王国の形態は、いかにして形成・維持されたのだろうか。本講義では、東アジア世界がどのような歴史的展開を共有し、その中で琉球がいかなる役割を果たしたのかという観点から、琉球王国の歴史を時間軸に沿ってひも解いていく。これにより現在の諸地域や国家を相対化する視点を養い、また長いタイム・スパンで事象を捉える姿勢を身に付けることを目指したい。 戦国時代史 応仁・文明の乱後、室町幕府が全国政権としての実体を失うと、各地に戦国大名が出現し、自立的な分国支配を展開する。さまざまな出自を有する彼らの権威・権力をささえていたものとは何か。戦国大名の権威の源泉と権力の構造、近世権力との連続性・断絶性の問題等を検討しながら、日本史における16世紀の意義について理解を深める。 言語の「ルール」について再考する 私たちは日常の言語生活の中で,言語に関わる様々な「ルール」を意識しながら日本語を使っています。しかし日本語のルールとは,明示的に意識されているものだけではありません。私たちが無意識のうちに従ってしまっている「暗黙的ルール」もありますし,また,特定のコミュニティの中だけで通用するルールや,特定の個人にしか通用しないルールのようなものも存在します。さらに「ルール」とは,どこかから与えられるもの,とも限りません。例えば文章を評価するためのガイドラインを決める,ということは,自分の責任で「ルールを作る」ということになります。 この授業では, (1)既存のルールの妥当性を再確認する (2)日本語に関わる「気づかれにくいルール」を自力で見つけ出す (3)日本語使用について,自分の持っているルールと,他の人が持っているルールの相違点を明らかにする (4)自分たちの責任でことばについてのルールを作ってみる などの作業を通じ,「言語規範」というものの持つ意味のとらえ直しを行うとともに,言語について研究をするために必要な基本的態度の育成を行 います。 担当教員 歴史Ⅰ 担当教員 歴史Ⅰ 渡辺 美季 担当教員 歴史Ⅱ 桜井 英治 担当教員 宇佐美 洋 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 日本語 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象 対象

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