2023Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 31638 水 3 授業の目標・概要 農林水産資源の過去・現在を俯瞰し、その性質を理解した上で持続可能性を議論することにより、未来の持続的利用を考える。題材とする資源は農林水産資源の中から大きく2つのトピックを想定しており、1トピックは水産資源学分野、もう1トピックは応用昆虫学分野にまつわる題材とする。基本的には、履修者を5班程度に分けて、トピックの中で各回小テーマを設定し、グループワークによって、情報収集を行った上で、議論をまとめる。教員は題材の背景の導入、情報収集補助、まとめの枠組みの指導等を行う。小テーマごとの発表とトピックごとのまとめ発表を行う。以上より、農林水産資源の持続的利用を考える過程を介して、グループワークによる共同での情報収集スキル、議論のまとめ方、自身の考えを表明するプレゼンテーション力等の向上を図る。 初年次ゼミナール理科の評価方法に従って評価する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題解決型、持続的利用、水産資源学、応用昆虫学、気候変動、資源リサイクル 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31639 水 3 授業の目標・概要 生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの新奇な企画提案を行う。 そのために, (1)生物の優れた機能を解明した研究,またはバイオミメティック・バイオインスパイアドというキーワードに基づいて行われたモノづくり研究の過去の例を学ぶ(文献検索と読解,発表を通じた情報共有)。 (2)小グループに分かれて,(1)で得られた情報などを参考に議論し,柔軟な発想で,生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの企画を考える(課題解決のためのグループワーク)。 これらを通じて, ・コミュニケーション能力を伸ばす。 ・プロジェクトを推進する時に,何が分かっていて,何が分かっていないのか,何が問題で,どうやったら解決できるのか,自分の頭で考える能力を身につける。 ・試行錯誤やプロジェクト推進の難しさと,計画性の重要性などを学ぶ。 ・自分の考えを,分かりやすく他人に伝え,情報を共有することで,新たなアイディアや知見を得るためのコミュニケーション能力の基礎を身につける。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード プロジェクト提案/企画提案、バイオインスパイアド、バイオミメティック 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31640 水 3 授業の目標・概要 <オンラインでの実施> 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物学/分子生物学、生物学/生物情報科学、生命現象のしくみ、蛍光蛋白質(GFP)、授業のキーワード3、授業のキーワード4 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 2008年のノーベル化学賞の対象となったのは下村脩博士らによる緑色蛍光蛋白質(GFP)の発見とその応用であった。緑色蛍光蛋白質は生物学や医学の研究を塗り替え、いろいろな生命現象を目の当たりに見ることができるようになった。本ゼミナールでは緑色蛍光蛋白質がどう見つかりどう使われているか、実際の観察を交えながら学習し、今後どういう可能性があるかについて各グループで調べながら考察する。さらに、生命現象を支える分子についての理解をふまえ、ゲノミクス、バイオインフォマティクス、システム生物学などそれらの全体像を捉える生物情報科学分野の近年の進展とその社会との接点(合成生物学、個人ゲノム解析、遺伝子検査など)に関して考察する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 バイオミメティック・エンジニアリング 農林水産資源の持続的利用を考える 生命を分子・情報から読み解く 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 高須賀 明典 杉原 加織 飯野 雄一 農学部 生産技術研究所 理学部

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