2023Aシラバス
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講義題目 授業の目標概要 【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されない見込みが高いので、履修にあたっては十講義題目 授業の目標概要 音を出す道具としての楽器を正面からとらえるのではなく、さまざまな音の周辺領域から音を作り出し、組織化する原理講義題目 授業の目標概要 毎回の授業で、ひとりひとつずつ、音が鳴る物を手作りします。作業を通じて、自分の体の働き方を見つめ直します。手講義題目 授業の目標概要 動画共有サイトや各種SNSに見られるように、現代人の生活を取り巻く情報のなかでは、動画=動く映像が極めて重要な位置を占めています。しかし、大衆文化における動く映像の原型といえる映画の仕組みに目を向けてみれば、それは現実の時間の流れを切断し静止させる瞬間写真に基づいています。19世紀に発明された映画は、動きと静止の関係をめぐる様々な技術的・科学的・文化的な関心と実践の絡み合いから生まれてきたメディアだったのです。そして、静止写真を動かす実写映画に限らず、止まった絵を動かすアニメーションや、絵を複数並べることで動きを描写するマンガなども含め、近代の視覚文化の多くは、動きと静止の関係に立脚し、そこから魅力を生み出していると考えられます。この授業では、そうした視覚文化論の観点を学びつつ、絵を動かす装置や映像を実際に制作することを通して、近代的なメディア体験への理解を深めることを目指します。 時間割コード 60212 A2 時間割コード 51298 A 時間割コード 51297 A 時間割コード 51301 A 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(身体と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(メディアと芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(メディアと芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(メディアと芸術) 数学と音楽 分に注意すること。 集中講義で創作活動を実践する。音楽家かつ数学研究者・STEAM教育者の中島さち子と本学研究者の舘知宏とが協働し担当する。途中、中島の周囲の音楽家もゲストに呼び込み、サックスやドラム、ベースなども一緒に演奏を交えて伝えていく。 制作の実践とフィードバックのサイクルの中に、理論的・実践的なレクチャーが織り込まれる。音楽と数学の関係について、例えばバッハなどに見られる対称的構造、ハーモニーや音律と数比の関係、コードの変化と群、リズムと円の分割、さまざまな音色とフーリエ解析などに基づき、さまざまな音楽の背後に潜む数学について解説を行う。また、簡単にProcessing ないし p5.js を用いて多様な形で音の視覚化やAIと絡める方法を示唆し、創作に生かせるようにする。バッハやモーツァルト、ベートーベン、ドビュッシー、コルトレーン、中島や他音楽家の楽曲の特徴を司る数学的特徴や時代背景と数比の関係などを多岐にわたって紹介する。数学x音楽による五感のアートの事例も総合的な演出で魅せることで、音楽やアートの未来と数学・技術・ものづくりとの協働の可能性を探る。本科目では、「数学と音楽」による新たな表現を模索し、実践する。 音の工作と実験 を考え、楽器というものの正体に迫ります。 鈴木、堀尾の実践者両名による制作・実験の機会です。 鈴木・堀尾両名による授業を予定しており、鈴木はブレッドボードをつかった初歩的な電子工作入門と、それぞれの仕組みを使って作られた、サウンド/インターメディア・アート作品の先行事例の紹介を行います。 堀尾は、音のもとになる要素をひとつずつえらび、全員で一つの実験を行います。 音が鳴る物を手作りする。この作業から自分を客観視する。(「物と体と音についての実習」というタイトルで表記されている場合もあります。) で材料を加工し、音を鳴らし、耳で聞き、そして手の作業を繰り返し、再び音を鳴らして、耳で聞き、手の作業を重ね、音の鳴り具合を確認し、手の作業に戻るといった、からだ全体の連携とフィードバックの現象に自分を投入します。音を媒介に耳と手と体の連携を見直す作業です。普段は使わない思考回路の開通作業でもあります。理屈で音が鳴る仕組みを理解することと同時に、またそれ以上に鳴り物の音の具合に耳を澄ませながら、手触りや手探りを頼りに次の手作業を試みる、という作業です。そして自分を客観視することを目標とします。 動きと静止の近代視覚文化 担当教員 舘 知宏 担当教員 鈴木 英倫子 担当教員 西原 尚 担当教員 三輪 健太朗 所属 先進融合 所属 先進融合 所属 先進融合 所属 先進融合 曜限 集中 曜限 水 5 曜限 木 5 曜限 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 展開科目 文理融合ゼミナール

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