2023Aシラバス
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時間割コード 51369 時間割コード 51420 授業の目標概要 製品を開発する際に、環境への影響を配慮して製品を設計することは今や当たり前のことになりつつある。この講義では、製品使用後にリサイクルを容易にするための「リサイクル性設計」に焦点を当て、実際の製品(液晶テレビを予定)を分解しながら、どのような設計上の工夫がされているのかを観察するとともに、「リサイクル」の仕組みについて学ぶ。 ※コロナウイルス感染症の情勢により、予定を変更する可能性があります。 ------------------------------------------------------------ ※このゼミは10月3日(火)6限(18:45~)にZoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ------------------------------------------------------------ 授業の目標概要 【講義概要・内容】 開講 A 製品を分解してわかる環境問題 開講 都市生活誌ドキュメンタリーA 実習@高知(2023) 2022年度に引き続き、高知の職人や日曜市の経営者たちの日常生活に密着してもらい、人びとの来歴の聞き取りを行ってもらう。 高知はとても不思議な場所だ。経済的な統計から見れば決して上位の地域ではない。人によっては「なにもない」田舎だと言われることも少なくないだろう。 しかし、現地に行くと、とてつもない「豊かさ」を感じさせられる。毎週日曜日に開催される定期市は300年以上続いており、約300店舗が出店する。前日に収穫した農産物や加工食品が並び、市を訪ねる客でいつでもごった返している。港の近くにある海産物加工場の小さな販売所には、そこでしか手に入らない、数時間前に水揚げしたばかりのどろめが並ぶ。高知県内でしか展開しない飲食店は、各店舗が固有のコンセプトを持ち、そのコンセプトに沿った個性的なインテリアで、ゆったりした環境で美味しい食事をゆっくり楽しめる。海辺に並ぶ、真夏の日中には気温80度にのぼるビニールハウスの中で、優くも鋭いまなざしで塩と向き合う塩杜氏が作った塩は、塩なのに甘い。 この豊かさの正体はいったいなんなのだろう。このような豊かさを築きあげる人びとは、どのような人生を過ごしてきただろう。どのようにして現在の生活の営みが可能になったのだろう。 本研修は高知の人びとの声に耳を傾け、「普通」の人の日々の生活を観察・考察する。そして、これらの声と生活の断片を文章化することで、高知の人びとの都市生活誌ドキュメンタリーを制作する。 【開講・作業期間】 ・開講期間は①2023年11月下旬に4日間と②2024年3月下旬に5日間、2回にわたり計9日間のフィールドワークを行う。 ・1回目にフィールドワークには南京大学からの短期留学生も参加し、一部、本学の履修生と共に活動することとなる。 ・履修者はガイダンス、事前講義(日時未定)、フィールドワーク(2回)に参加することが単位取得の必須条件となる。 【ガイダンス】 ・日時:2023年10月4日(水)12:20~12:50 ・場所:国際教育研究棟(KIBER)314教室 *受講人数:10~15名程度。履修希望者が多い場合はレポートによる選抜を実施する。 *授業計画・方法:ガイダンス時に説明する。 *駒場キャンパスから現地までの往復交通費、現地での宿泊費の一部は大学により負担する。参加費用に関してはガイダンスで説明する。 *講義に関する最新情報はLAPウェブサイトを参照すること。問い合わせも、LAPウェブサイトの問い合わせ欄から行うこと。 http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/](http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/ 講義題目 講義題目 担当教員 梅田 靖 担当教員 白 佐立 教養教育高度化機構 集中 所属 工学部 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 集中 1 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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