2023Aシラバス
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時間割コード 51447 時間割コード 51440 時間割コード 51404 授業の目標概要 爛熟期を迎えた19世紀末フランスのサロン、とりわけ詩人マラルメの「火曜会」を範とする本ゼミは、文部科学副大臣も務めた東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛(すずかん)主催のもと、『学藝饗宴』と題して学術と藝術を綜合する教養教育を目指すものである。 「すずかんゼミ」として四半世紀に亘り開講されてきた歴史を持ち、2017年度より新たに本題にて開講されている本ゼミの主な授業内容は、ゼミ生同士の対話および各界の第一線で活躍するゲストを講師に招き行うセッションである。過去にお招きした講師の方々については、是非下記のTwitterページにて確認してほしい。 本ゼミは、特定の問題についての答えを与えるものではない。むしろ、関心のある領域をそれぞれが見出し、頭から離れなくなるような問いを得ることを目的とする。問いに際して、論理や経験から答えを導こうとするだけではなく、個々人が自らの真善美を追求し、感性を磨きあげることに重きをおく。分からないものの分からなさに好奇心を抱き自らの血肉として結実させようと試みる学生を歓迎する。 ※本講義は集中講義形式の授業であるが、履修者・OB/OG・オムニバス講師等が主体的に開催する毎週のサブゼミが火曜日19~21時に行われる。集中講義も基本的に同時間帯である。このサブゼミに毎回参加できることが履修に際しての前提条件となる。 ※選考をガイダンス時に行い、受講者を若干名に限定する。 ※過去の選考課題、その他の詳細はTwitterページ(https://twitter.com/minervakomaba)を参照すること。 授業の目標概要 パンデミックに立ち向かう中で、ウイルス学とさまざまな研究分野の分野融合が加速した。本講義ではまず、ウイルス学実験とデータ科学を融合した最先端のウイルス研究について、講義形式で紹介する。次に、培養細胞を用いたウイルス感染実験と、新型コロナウイルスの系統進化解析を実習形式で行い、最先端のウイルス研究の世界に触れる機会を設ける。 授業の目標概要 教養学部後期課程(理系)・統合自然科学科の「統合生命科学コース」には、ライフサイエンス研究の若きトップランナーが集結し、生命科学のフロンティアを開拓しています。本ゼミの履修学生は、最先端の研究を展開している研究室に数名ずつ配属され、未解明の研究課題に実際に取り組んでもらいます。 研究の進め方は教員と相談して決めます。研究室によって曜限を指定する場合、指定しない場合、集中して行う場合があります。セメスターの最後に、履修者全員が参加して成果報告会を開催する予定です。 統合生命科学コースの特徴は、先端性と多様性である。准教授が独立した研究室を運営できるため、26もの研究室がある。その研究テーマは極めて多様であり、分子生物学や細胞生物学、植物生理学といった理学的な基礎研究から、神経科学、内分泌学といった医科学的な研究、そして、創薬などを目指した薬学・農学・工学的な研究まで多岐にわたる。ノーベル生理学・医学賞を受けたオートファジー研究が駒場で開始されたという事実が象徴するように、流行にとらわれない独創性の高い研究が行われている。実験や理論などのアプローチ法も多彩である。若き教員が柔軟な発想で、先端的でチャレンジングな研究テーマを選び、熱心に学生を指導するのみでなく、教員自らが現場に立って実験をしている研究室も多い。 生命科学が大好きで、新しい分野を切り拓きたいという熱い想いを持つ学生を歓迎する。また、文系から理系への転向を考えている学生も受講できる。教科書で学ぶことの先にある生命科学の最先端を体験して欲しい。 担当教員と研究テーマ(今後増える可能性があります): 大杉 美穂 マウス受精卵の細胞分子生物学 道上 達男 ツメガエル胚の形づくりに力はどのように関わるか 晝間 敬 植物と共生する微生物の未知の機能の探索 吉本 敬太郎 核酸医薬の分子設計と機能評価 加納 純子 開講 駒場すずかんゼミナール A 開講 最先端のウイルス研究を体験A 開講 最先端の生命科学研究を駒場で体験する/Experiencing A cutting-edge life science research at Komaba 講義題目 「学藝饗宴」 講義題目 しよう! 講義題目 担当教員 鈴木 寛 担当教員 新領域創成科学研究佐藤 佳 担当教員 大杉 美穂 所属 公共政策大学院 所属 科 所属 教養学部 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 集中 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 理科 2年 集中 2 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 集中 2 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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