2023Aシラバス
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時間割コード 51425 時間割コード 51391 授業の目標概要 ●プログラムについて 授業の目標概要 【注意】この自由研究ゼミは対面で実施します 開講 ブランドデザインスタジオ28 A 「東大教養学部」をブランドデ開講 伊豆に学ぶプラスA上級編 A 「感じる・考える・行動する」サイクルの発動 『正解のない問いに、共に挑む』特別教育プログラムです。参加者の皆さんが今後、広く社会一般で活用し得る「共創」の手法を「21 KOMCEE (理想の教育棟)」を舞台に、東京大学×博報堂ブランド・イノベーションデザインのコラボレーションにより学んでいただきます。全回、ワークショップ形式で行われ、現役の広告会社社員、ブランド・コンサルタントがプログラム・デザインおよびファシリテーションを担当します。参加者でプロジェクトチームを結成し、チームでテーマに関するリサーチや分析、アイデア発想、プレゼンテーション制作を行ってもらうことを予定しています。 【URL】http://www.bdstudio.komex.c.u-tokyo.ac.jp/ ●テーマについて 今学期は『「東大教養学部」をブランドデザインする』をテーマにします。東大で学ぶみなさんが少なくとも一度は所属し、学びの場としてきた「東大教養学部」。あらためて、「東大教養学部」の社会にとっての価値とは、人々にとっての価値、あなたにとっての価値とはなんでしょうか。「東大教養学部」ならではの個性や魅力とはなんでしょう。それをさらに広げ、高め、深めていくには、どんなアクションが考えられるでしょう。 参加いただく皆さんには、「東大教養学部」を多面的に捉え直し、さまざまなかたちでのリサーチを実施し、「東大教養学部」のブランド・コンセプトを導出し、それを具体的に世の中に届け広げるためのアイデアを発想することに挑戦いただきます。その過程で、「教養」とはなにか、「教養」を学ぶということはどのようなことで、これからの社会を生きる私たちにとってどのような意味や価値があることなのかを探求いただくことにも、取り組んでいただくことになると思います。 さらに、今回はアウトプットとして、「あなたが東京大学教養学部長だったら、令和6年度の東京大学学部入学式の式辞で、何を語るか」を考えていただくことにもチャレンジいただきたいと思います。3ヵ月間のチームでの探求の成果をどう言葉にするか。自分たちの考えや想いをどのように人に伝えるか。ほんとうに大切なことはなにか。ブランディングやコミュニケーションの本質に向き合うトレーニングとなるはずです。 この授業の最終プレゼンテーションの場として、ゲストの講評者、そして真船文隆教養学部長に、みなさんから直接提案をしていただく場を予定しています。すばらしい洞察やアイデアは、実際の東大教養学部のアクションに活用されるかもしれません。 「東大教養学部」とは、「教養」とは、なにか? 私たちにとって身近であり、かつ実はとても深い、この問いにじっくりと向き合いたい。チームの仲間と、アイデアをかたちにしたい。そんなあなたの参加をお待ちしています。 詳しくは10月5日(木)17:30-20:30に開催されるガイダンス兼体験ワークショップで説明しますので、ご関心を持っていただけた方はぜひご参加ください。 【注意】成績報告に間に合わない この講義の最大の目標は、伊豆ゼミ運営に関わる学生スタッフの育成と組織化である。学生スタッフとは一ゼミ生でありながら、伊豆ゼミをよく理解するファシリテータとしてゼミにおいて自律的に活躍してゼミの目指すべき方向性を示す、伊豆ゼミの中核となる存在である。大役であればこそ、大きく成長する機会となるであろう。大役と聞いてちょっと尻込みする貴方・貴女へは、「できる様に育てるのがプラスの講義」「案ずるより産むが易し」と励ましたい。 この講義のもっと具体的な目標は、全学体験ゼミ「伊豆に学ぶ」の事前講義と事後講義を企画することである。その背景に、伊豆に学ぶへのより深い理解が重要であることは言うまでもない。 本講義「伊豆に学ぶプラス」は、伊豆ゼミの果実を確かなものにするために、真剣に考え・顧みて、議論することを大切にする。最近の若者を支配する「空気を読む」ことを強要するような雰囲気には、異を唱えたい。同じるばかりに気が行っては、自由にとことん議論して真に和するということがないのではないかと心配になる。和して同ぜず。色々な背景を背負った受講生同士が異なる意見を吐露し合い、むしろ意見が違っても大切に思っている根っこの部分が同じであったり共通性があったりすることに気付くこと、そういう仲間の存在のありがたさを知ることを実現する「場」を本ゼミに具現したい。受講生同士のつながりから、己と社会のつながりをいかに構築していくかを模索し、社会の一員として環境保全に取り組むべきと強く意識できることを期待したい。学生が主体となり、自由に学ぶ「場」を実現すること、それが全ての伊豆に学ぶシリーズに共通する理念であり、伊豆に学ぶプラス生が果たす役割である。総合大学ならではの面白さを追求したいと考えている。 講義題目 ザインする 講義題目 担当教員 真船 文隆、山上 揚平 担当教員 鴨田 重裕 所属 教養教育高度化機構 所属 農学部 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 集中 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 集中 2 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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