2023Aシラバス
211/274

時間割コード 51468 時間割コード 51418 授業の目標概要 私ってだれ?哲学や宗教と結びつきの深いこの問いに、アイデンティティをテーマに幅広い学問分野からアプローチする。分野横断的な本セミナーでは、アイデンティティ研究の基礎となる概念を学び、様々な文化的・社会的環境において個人や集団のアイデンティティがどのように形成され、争われるのかを問う事例を取り上げる。さらに、アイデンティティと身体、言語、メディア、テクノロジー、文化、政治、科学との関係を探求する。課題として、自ら選んだアイデンティティに関連するトピックについて学期中にプレゼンテーションを行い、短いエッセイを提出することが求められます。 【学びの目標】 ・ アイデンティティを理解し定義する様々な方法に精通する ・ 幅広い学問分野がどのようにアイデンティティ研究を扱っているか理解する ・ アイデンティティと文化、社会、メディア、テクノロジー、身体、政治の関係性を示す具体的なケーススタディを学ぶ ・ アイデンティティを形成する個人的、社会的、制度的、物質的な要因を分析する ・ アイデンティティに関する学際的な思考を実生活や研究に応用する Who am I? While this question is traditionally associated with philosophy and religion, in this seminar we will approach it from a wide range of disciplines that research identity. This interdisciplinary seminar will familiarize you with basic concepts of identity studies and confront you with case studies that ask how personal and group identities are negotiated and contested in different cultural and social settings. We will explore the relationship between identity and the body, language, media, technology, culture, politics, and science. To pass the seminar, participants will give a presentation of an identity-related topic of their choice and write a short essay. <> After successfully completing this course, you will - be familiar with different ways of understanding and defining identity - understand how a wide range of disciplines approach the study of identity - have learnt about concrete case studies that demonstrate how identity intersects with culture, society, media, technology, the body, and politics - be able to analyze personal, social, institutional and material factors that shape identities - be able to apply interdisciplinary thinking about identity to your own life and research 授業の目標概要 国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。 そこで、この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。 具体的な到達目標は、以下の通りです。 ①国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【レポート1, 2で評価】 ②国際問題の原因について、国際関係論の概念や事例を用いて説明できる【レポート1, 2で評価】 ③国際問題の解決における妥協の重要性を説明できる【レポート1, 2で評価】 ④国際問題の解決策について、選択肢を複数挙げて⽐較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【レポート1, 2で評価】 ⑤国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【レポート1, 2で評価】 開講 私ってだれ?アイデンティティA 研究入門 // Who am I? An introduction to identity studies 開講 模擬国連で学ぶ国際関係と合A 講義題目 講義題目 意形成Ⅱ 担当教員 FACIUS Michael 担当教員 中村 長史 教養教育高度化機構 水 2 所属 東京カレッジ 水 2 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

元のページ  ../index.html#211

このブックを見る