(物質・生命) 時間割コード 50212 時間割コード 50306 A1 時間割コード 60002 A2 時間割コード 51343 総合科目 E 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 A 開講 (文科生、理一生) 開講 (文科生、理一生) 開講 A 進化学 生物の研究には、生物を物質として還元的に解析する研究分野の他に、ヒトも含めた生物同士や生物と環境の関係性を研究する分野があります。進化学は主に後者についての興味を扱う学問とされています。進化学では、多様な生物種がどのように生まれたのか?、協力的な関係が成立するためには何が重要か?、DNAと形質の多様性はどのように生まれてきたのか?、男女の違いやそもそも性の存在意義は何か?など、様々な疑問について追求します。一般的に進化学では、「進化機構」と「進化史」の2つの柱を研究の基盤とされ、この授業では、それらの研究法とそこから得られた様々な知見について、具体的な生物の例を挙げながら順次説明していきます。 毎回の授業では、系統学、行動生物学、集団遺伝学、分子進化学、生態学、ゲーム理論など、進化学に関連する分野を個別に扱います。各項目は個別に楽しめる授業であり、途中からでも参加が可能です。また、授業全体としては、(1) 過去の授業で学生の皆様から高く評価された項目から始め、中盤以降にそれらを総合的に俯瞰し、進化学の総合的な考え方について説明します。(2) 近年の世界がコロナウイルスの危険にさらされた状況を、進化学の側面から眺めます。具体的には、寄生者と宿主の関係を背景に、ゲノムの変異、自然選択の条件、生物地理学、有性生殖の意義などを総合的に眺め、これらを進化的に考える面白さについて説明します。 生物学を高校で学んでいない方でも理解できるよう、授業の早い段階で最低限の分子生物学の資料を提供し、解説します。また、新しい論文を紹介することで、教科書的にはまるで解決されてしまったかのように言われている現象の中に、まだたくさんの未解明の謎が隠れていることを紹介し、将来生物の研究を志す方々にも楽しんでいただきたいと考えています。本授業を通じて、遺伝子・個体・集団のレベルから生物を進化学的に考える面白さを理解していただくことを目標とします。 人体の不思議をめぐる旅 生命科学は、どこまで進んでいるかという点について、私たちヒトを題材にして、講義を行います。遺伝子は何故必要なのか、 精神異常は何が原因なのか、ホルモンは何故分泌されるのか、など、私たちに身近にある問題を例をにとり、最先端の生命科学がその問題に対して、どこまで理解出来ているのかについて、解説します。 現代生命科学とDNA 【入力必須】 今回の現代生命科学IIは、DNAについて講義する予定です。DNAは私たちの今の健康に関係するだけで将来の病気の予測にも大きくかかわってきます。また、環境問題もDNAで解けるものも少なくありません。今回の授業では、DNAを使った最新の科学の現状を紹介します。テーマはバラバラのように見えますが、1本筋が通っています。高校で生物学を履修していない学生にも丁寧に講義する予定です。 分子から見た生命現象 生物の織りなすさまざまな生命現象は、すべて遺伝子DNAにコードされた遺伝情報が機能を発揮した結果であると言ってもよい。遺伝情報は、RNA、タンパク質、そしてそれが作り出す低分子有機化合物などの分子の形となり、これらの分子が相互作用しながら細胞内外で働いた結果、生き物としての不思議な性質が作り出されてくるのである。生物化学という学問分野は、このような生命現象が、分子の働きによっていかに作り出されるかを解明する研究分野である。 この授業では、この分野の代表的な教科書である「細胞の分子生物学 第5版」に沿って基本的な概念の説明と、その知識を基盤とする最先端の研究の紹介を交互に行う。基礎知識がなくとも生命科学研究のテーストを味わうことができるように配慮して講義を進める。理学部生物化学科の担当教員6名により、本学科の研究と密着した、タンパクの質構造と機能、RNAによる制御、神経細胞の分化、生体リズム、味覚・嗅覚・光感覚、学習記憶などのテーマについての講義を行う予定である。 授業科目名 進化学 授業科目名 現代生命科学Ⅰ 授業科目名 現代生命科学Ⅱ 授業科目名 分子生命科学 担当教員 青木 誠志郎 担当教員 坪井 貴司 担当教員 石浦 章一 担当教員 飯野 雄一 所属 曜限 生物 月 5 所属 曜限 生物 火 2 1年 文科 理一 2年 文科 理一 所属 曜限 生物 月 1 1年 文科 理一 2年 文科 理一 所属 曜限 理学部 木 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 対象 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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