(物質・生命) 時間割コード 51324 時間割コード 51325 時間割コード 51326 総合科目 E 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 A 物質・生命工学概論 開講 A 物質・生命工学基礎Ⅱ 開講 A 物質・生命工学基礎Ⅱ 物質・生命工学概論 本講義は,工学部が提供する工学概論4講義の一つである。物質・材料の探究と開発は,新たな物理現象の発見につながる基礎科学として重要であるのに加え、生命工学を通じた医療分野の技術革新から環境・資源問題の解決に至るまで、幅広い分野での産業創出や新たな社会価値の創造を支える工学の基盤となっている。本講義では,ナノサイエンス・ナノテクノロジーをベースにした物質・材料の基礎と最先端研究を紹介し、エネルギーや環境、材料、情報通信、バイオ、医療などへの応用について理解を深めることを目的とする。 物質・生命工学概論 ナノ・機能マテリアル入門 「古典的・量子力学的波動の振る舞いについて理解したうえで,ナノテクノロジーとその機能マテリアルへの応用について学ぶ」ことがこの講義の目標である.大学教養学部では基礎科学の普遍性を強調したアカデミックなアプローチで講義が行われることが多く,専門の決まっていない学生に対する講義としてはある種正しい.しかしながら,厳密性を重視した数学による表現が多用されると,高校までに学習した物理や化学の知識との間に大きなギャップを感じることも多いのではないかと思う.間違って捉えてはいけないのは,数学的難しさと物理的な難しさは違うという点である.高校物理で出てきた電子の質量は,真空中に存在する“自由な“電子の質量である.この講義では,高校までの講義内容をもとに,学部1年生から理解できるように構成している.”固体中の“電子は,真空中とは異なる質量をもち,動き回っていることを学ぶ.さらに固体中の電子の挙動を表すシュレーディンガー方程式の物理的意味を正しく理解し,どのように我々の身の回りのテクノロジーに結実しているのかをわかりやすく解説する.この講義を構造化学と相補的に使ってもらえると良いと思います. (履修上の注意のところに学生さんからのコメント掲載,参考にしてください) 以下の項目を具体的な題材として議論したい. 光ファイバー,電子顕微鏡,走査トンネル顕微鏡,半導体レーザ,高速トランジスタ等 つくるバイオ 工学的視点からみたとき、バイオは自然による分子工学・分子システム工学の粋とみなすことができる。現在の工学では、生体分子に基づく機能性分子や分子システムが創出されている。また、細胞自体も機能性材料と見なすことができ、様々なデバイス・材料の開発が提案されている。本講義は、このようなバイオに対する工学的アプローチを解説することで、従来の分子生物学的視点からは学ぶことができない「モノづくりとしての生命科学」に触れることを目的とする。 授業科目名 授業科目名 授業科目名 担当教員 吉田 英弘 担当教員 長汐 晃輔 担当教員 野地 博行 所属 曜限 工学部 金 5 所属 曜限 工学部 月 1 所属 曜限 工学部 水 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
元のページ ../index.html#186