2023Aシラバス
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(人間・環境) 時間割コード 51345 A 時間割コード 51350 A 時間割コード 50301 A 総合科目 D 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 教育心理学は、心理学の手法を用いて、教育の科学的基礎を実証的に探究し、また、その知見の教育や生活場面への応用まで考える学問である。このため、教授・学習、発達、臨床、認知科学、情報科学など、人間理解にかかわる多岐にわたる内容を扱う。この授業では、教育心理学において具体的にどのような研究が行われているのかや、どのような実践が行われているのかを知ってもらうために、これまで行われてきた重要な研究から近年の新たな知見まで幅広く紹介する。各回の授業は、本学の教育心理学コースの教員や教育心理学にかかわる若手研究者が行う。これらを通じて、教育心理学とはどのような学問であるのかを知ることが主たる目的である。さらに、心理学の手法と知見にもとづき、広い分野での応用・実践に取り組む研究者、心理技術者の養成の基礎となる、人間に関する心理学的理解や、心理学の基本的な研究手法を知ることも目的としている。 講義題目 授業の目標概要 本講義では、下記の能力を取得することを目標とする。 開講 授業科目名 放射線環境科学 開講 授業科目名 教育心理学の世界 開講 授業科目名 情報メディア伝達論 福島第一原発事故に起因した農業環境における放射能汚染の実状および調査研究により得られた知見を学ぶ 2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故では多くの放射性物質が環境中に放出されました。放射性物質が降下した場の多くは農林水畜産業の場であり、事故直後から農学者により多くの調査研究がなされました。本講義では、食の安全と農業環境に焦点を当て、農業の場における放射能汚染の実態とその対策のための試験研究で得られた知見を学びます。加えて、当該問題を市民とどのように解決してきたのか、科学者、行政、市民といったさまざまな人たち間でのコミュニケーションやその結果としてどのような解決がなされてきたのかについて、ゲストスピーカーを招いてともに学んでいきます。受講者は、本講義を通じて、農業環境における放射能汚染の実態把握と放射能汚染からみた食の安全確保への取り組みを理解することが期待されています。さらに、当該事故と同時代を生き、今後世界を舞台に活躍が期待される受講者諸君にとって、本講義が、当該事故を体験とともに語れる人材となる最初のステップとなることを期待します。なお、この講義は「福島復興学(仮称)」の支援により現場の方の話を聞く機会など設けています。 教育心理学の世界 情報メディア伝達論——メディアとしてのデジタル・プラットフォーム、その市場・法の秩序形成 (1)現代社会の情報伝達過程において大きな位置を占める各種デジタル・プラットフォームの機能を正確に把握する能力、及び、 (2)プラットフォーマー類型ごとにそれぞれが抱える【A. 法的課題と(法)規制の現状】を踏まえた、【B.(自主規制的/共同規制的/国家規制的……)各種の取り組みの評価】と【C. 今後の展望/評価】について、法的観点から分析する能力。 ※なお法学に関する前提知識は要さない。ただし、不明箇所については折に触れて調べるとともに、事後に改めて的確に検索することができるように知識を保持しておくことのみ求める。 ※ 随時、情報法・情報政策の動向についてのレクチャー(ゲスト講師含む。)を行なう予定である。 田野井 慶太朗、小林 奈通子 担当教員 担当教員 清河 幸子 担当教員 情報メディア永石 尚也 所属 曜限 農学部 水 5 所属 曜限 教育学部 木 5 所属 曜限 火 2 委員会 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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