(人間・環境) 時間割コード 50925 時間割コード 50209 時間割コード 50886 総合科目 D 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 A 開講 A 情報メディア表現論 開講 A 科学技術基礎論Ⅰ 身体づくりの科学 身体の形状や機能は生涯を通じて変化を続けるが、こうした変化は全て遺伝的に決定されているわけではなく、相当に環境の影響を受けている。生活習慣を少し変えただけで、身体に大きな変化が生じることもある。現代社会においては、身体を適切に管理する術を身につけること、あるいは適切に管理された身体それ自体がひとつの教養と言える。 そこで本講では、前半は筋(骨格筋)、後半は脂肪(体脂肪)に焦点を当てながら、身体づくりに関する生命科学的な知見の紹介および考察を行う。授業の到達目標は、常に自らの存在とともにある身体との上手な付き合い方について本質から理解し、他者に説明できること、また身につけた知識を日々の生活に役立てられるようになることである。 人々の行動に結びつく情報伝達/Communication of information to make people disaster prevention 情報メディアは、情報にかかわる多くの分野にまたがる学際的な分野である。ここでは、情報を作り送り出す側と情報を受け取る側とのコミュニケーションの場やその手段を、情報メディアと呼ぶことにする。この「情報メディア表現論」では、情報をどうやって得るのか、どんな方法で伝達するのか、そのデータをどう解析処理するのか、といった理工学的な研究、および、その結果をどのように可視化するのか、何を見せたら人々に伝わるのか、どんな表現が人々の行動に結びつくのか、その結果、社会がどう変わっていくのか、といった人文社会学的な研究の両方を対象とする。今回は、我々の生存に直結する災害情報(地震発生と火山噴火)を主な題材として、自然災害に直面した時に生じる情報メディアの課題を考えていく。 人工物の哲学 人工物をめぐる哲学上の議論について学ぶ。特に、大きく分けて2つのトピックを取り上げる。1つ目に、人工物とはどのような存在なのか。例えば、鉄やトラといった分類は、自然界の秩序に従って、共通の性質を持ったものを切り出しているようにも思われるが、イスのような人工物の分類もそれと同じなのか、異なるのか。2つ目に、人工物は善悪(など)の価値を持つのか。例えば、銃や核兵器は、それ自体が悪しき存在と言いうるのか、それとも、それ自体に価値はなく、人間による使用だけが善悪の価値を帰属されるのだろうか。こういった問題に関する現代の哲学者の議論をいくつか紹介し、検討する。 授業では、主として、具体的な哲学論文の内容を解説する予定である。これを通じて、哲学における議論がどのように進められるのかを学び、議論を行うのに必要な姿勢を身に着けることを目標とする。これは同時に、哲学のテキストを読解するのに必要な姿勢を身に着けることでもある。より具体的には、言葉の使い方や議論の論証構造に注意深くなることなどを目指す。哲学における基本概念については必要に応じて説明を行うため、それらについての知識は得られるだろうが、上の「講義題目」で提示したような問いへの明確な「正解」が知識として与えられるわけではない。 授業科目名 身体生命科学 授業科目名 授業科目名 担当教員 佐々木 一茂 担当教員 酒井 慎一 担当教員 工藤 怜之 所属 曜限 スポーツ・金 1 身体運動 所属 曜限 情報メディア月 5 委員会 所属 曜限 哲学・科学史 木 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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