(人間・環境) 時間割コード 50720 時間割コード 50086 時間割コード 50667 総合科目 D 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 A 開講 A 開講 A 知覚・認知心理学 記憶、推論、問題解決などの高次認知における、内的資源(情報処理機構、経験的知識、生得的制約)と外的資源(状況、道具、他者)の利用、およびその間の相互作用について論じる。 人の感覚・知覚等の機序及びその障害や人の認知・思考等の機序及びその障害について考え、これらを通して、人工知能(機械の知性)との対比において、人間の知性を多様な資源の巧みな組合せによる創発として捉える可能性を提示する。 神経・生理心理学 <目標> ・「脳神経系の構造及び機能」を説明することができる。 ・視覚の特性とその神経科学的基盤を説明することができる。 ・「記憶、感情等の生理学的反応の機序」を説明することができる。 ・「高次脳機能障害の概要」を説明することができる。 ・脳と心の関係を調べる実験的技法を研究に応用できる。 <概要> 本講義では様々な精神機能の実現に深く関与する「脳」を研究対象とする神経科学分野に関して、いくつかのトピックを選び、基礎的な知識から最新の知見まで紹介する。この分野は心理学・生物学をはじめとして医学・工学・物理学等が結集してその解明に突き進んでいる学際的なフロンティア領域であり、幅広くその応用が期待されている。そして、脳研究の知見は「我々がいかなる存在であるのか」ということを垣間見せてくれる。授業では「心の諸特性」とそれを司る「脳のメカニズム」がどのような実験手法で解明されてきたのかを、視聴覚教材を用いて体験しながら学ぶ。講義では、まず、脳が実現している私達人間の視覚・記憶・感情などの心的特性を学ぶ。また、脳神経系の構造及び機能を学んだ上で、視覚特性を説明する視覚系の概要や記憶・感情等の生理学的反応の機序を理解する。また、高次脳機能障害の概要を学び、そこから示唆されたことを証明した実験研究などを紹介する。さらに、心理・生物データの特性や標準的な科学的取り扱い、およびそれらに基づいた論理展開や解釈の仕方も勉強した上で、原著論文のデータを交えつつ、「ニューロンの活動」から「皮質レベルの活動」、そして「行動や意識」のレベルにいたるまでの「脳」と「心」の関係を包括的に理解することを目指す。 認知脳科学 ヒトという生物が高度な文明を築くことが出来たのは言語・数学・描画を始めとする記号操作能力を核とする高度な認知機能によるものである。この認知能力を、それを可能にする器官である脳の機能とともに理解する。また、ヒト特有の認知が大脳の器質的損傷によって損なわれた状態である高次脳機能障害についても論じる。 授業科目名 情報認知科学 授業科目名 認知脳科学 授業科目名 認知脳科学 担当教員 岡田 浩之 担当教員 石金 浩史 担当教員 幕内 充 所属 曜限 心理・教育学 木 1 所属 曜限 心理・教育学 月 2 所属 曜限 心理・教育学 水 4 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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