2023Aシラバス
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(社会・制度) 時間割コード 50180 時間割コード 51338 時間割コード 50962 総合科目 C 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 開講 A ジェンダー論【社会科学】 開講 A 開講 A 社会学的視点で考えるジェンダー問題 性別とは、最も「自然」「常識」と思われがちなテーマのひとつである。本講義では、性別に関する私たちの「当たり前」が、いかに当たり前ではなく「不思議なこと」なのかについて、身近なトピックを用いながら、社会学の視点で考えてゆく。 受講者には本講義を通じて、(1)性別そのものがいかに社会的に規定されているか、(2)性別に関する身の回りのさまざまな問題がいかに社会的な問題とつながっているのかを理解してもらいたい。 またその上で、(3)現代の日本社会において、どのような背景のもとでどういったジェンダー問題があるのかを具体的に知り、(4)現代日本社会のさまざまなジェンダー問題への対応策について考察するための基礎力を養ってもらいたい。 さらには上記のプロセスを通じて、社会学的な物の見方や、「社会」に対する感受性を深めてもらうことも期待する。 現代と政治 政治学を学ぶと、どのような興味深い課題に出会い、かかわることができるのか。そのことの一端がわかるよう、法学政治学研究科・法学部の教員のうち13名が、1人1コマずつ、いま関心を持って取り組んでいる具体的課題を紹介します。質疑応答の時間を多めに取ります。 政治学を学んだ経験が全くなくとも構いません。文科か理科かも問いません。2年生も歓迎しますが1年生を念頭に置いて進めます。 講義担当者は、必ずしも専門科目の枠にはとらわれず、自由に講義をする予定です。詳細はITC-LMSで知らせます。 第1回についてはITC-LMSの「オンライン授業情報」に書き込みます。 歴史観(マクロ・ヒストリー)の探求 人類の歴史を巨視的にとらえるさまざまな歴史観(マクロ・ヒストリー)を紹介し、その妥当性を検討します。 マクロ・ヒストリーとは、単に歴史を記述するものではなく、歴史の動きを内在的または外在的要因によって説明しようとする試みです。もちろん歴史学とは無縁ではありませんが、むしろ思想の系譜としては、哲学や政治思想、経済思想の分野から生まれてきたものです。 マクロ・ヒストリーには、技術や生産力の成長が社会の変動をもたらす、自然環境によって社会の発展パターンが決まる、といったように客観的な条件によって人類の歴史を説明するものと、民主主義や自由、あるいは特定の宗教などの理念が歴史を動かすと説明するものがあります。 また、おのおのの社会の内在的発展を見ようとする歴史観、社会の間の相互作用を重視する歴史観、さらに世界全体を見なければ意味がないとする歴史観など、歴史を見る単位による類型化もできます。 こうしてさまざまな歴史観を対比し、関連づけ、類型化することを試みたいと思います。また、理論の紹介するだけでなく、批判的に考察し、データで検証します。 大学受験のために多くの人が世界史、日本史の勉強をしたと思いますが、この講義では歴史観という軸によって学んだ知識を再活性化します。 授業科目名 授業科目名 現代と政治 授業科目名 政治経済学 担当教員 野田 潤 担当教員 谷口 将紀 担当教員 丸川 知雄 所属 曜限 社会・社会月 4 思想史 所属 曜限 法学部 水 5 所属 曜限 経済・統計 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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