2023Aシラバス
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(思想・芸術) 時間割コード 51336 時間割コード 50562 時間割コード 50563 時間割コード 50290 総合科目 A 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 (Web UTAS参照) 開講 A 開講 A 開講 A 開講 A 生殖=再生産をめぐる倫理 生殖(reproduction:再生産)をめぐる倫理について講じる。ある社会や国家において、どのような人々がどのように生殖をなすか/なさないかは、国家や為政者にとっての関心の的であり、例えば日本では長く「少子高齢化」を「問題」事象として語ることが平常化している。この講義では、生殖にまつわる健康や権利の概念が重要性を持つに至った歴史的背景のみならず、様々な時代・地域で生殖にまつわる健康や権利を蹂躙されてきたマイノリティ集団の歴史に焦点を当てる。この授業を受けることで、生殖(する/しない)という実践がどのように政治化されてきたかを学ぶことができ、また、現代社会に残存する多様な社会的不正義について理解するための一つの視角を得ることができる。 「異文化体験を語る・書く」 「比較文化論」という学際研究の基本的概念の中に、「異文化理解」という問題がある。 「異文化」とは一体何なのだろうか。単なる「外国」ではなく、「自分」とは異なる「他者」に出会うこと、 理解すること、相互に折り合うこと・・・これらは「教養」の根底の知性であり、態度決定である。 本授業では、教科書を出発点としながら、現代社会における「ダイバーシティ」問題をもっと切実に、自分の 問題として考える契機としたい。外国体験、外国からの帰国体験、外国人との交流、外国語に苦労した経験、地方と都会の相違、多様な性の狭間にあること、聴者とろう者・・・等々、これまでに様々な「異文化体験」をした人、あるいはそういった問題に興味のある人たちが、その体験について「比較文化論」の基礎概念を学び、体得し、知的に語り、書くことができることを目指す。 日米比較児童文学―マーク・トウェインを中心に 明治以降今日まで、日本人がいかなる紆余曲折を経ながらアメリカの国民的作家マーク・トウェインを受容してきたか検討します。特に、日本の文学的・文化的伝統や同時代の日本の社会状況を反映して創造された日本版のトウェイン作品を原作と比較検討していくことで、主に日本の児童文学・文化の功罪を明らかにしたいと思います。具体的には、山縣五十雄、巌谷小波、佐々木邦、鈴木三重吉、千葉省三、大佛次郎、大江健三郎といった文人たちへのトウェイン文学の波動を吟味します。英米文学に特に関心の無い受講生も、国境を越えた影響関係の検討を中心とする伝統的な比較文学研究のケース・スタディとして本講義を受講することも十分可能です。 授業科目名 社会正義論 授業科目名 比較文化論 授業科目名 比較文学 授業科目名 比較思想 担当教員 高井 ゆと里 教養教育高度化機構 金 4 担当教員 今橋 映子 比較文学比較文担当教員 比較文学比較文石原 剛 担当教員 比較文学比較文大石 紀一郎 所属 曜限 所属 曜限 水 2 化コース 所属 曜限 木 2 化コース 所属 曜限 火 2 化コース 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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