展開科目 文理融合ゼミナール 51291 51295 A 51288 A 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 Archi-Choreographies:振り付けとしてのクセ 講義題目 授業の目標概要 口癖、手癖、怠け癖、思考壁、酒癖、難癖、曲者、潔癖、寝癖、癖が強い、などなど、日本語の「クセ」という言葉は、単なる「習慣(habit)」には収まらない広がりを持つ不思議な概念です。この授業では人の持つさまざまな「クセ」を、当人が知らない間に身体や思考に植え付けられた根源的な「振り付け(コレオグラフィー)」とみなし、拡張されたダンスの問題として捉えます。そしてそのような身体や思考の偏りを受講生どうしの相互観察を通じて探り合い、個々のクセの来歴を明らかにしたり、それを他人に移したりすることで、個人の「その人らしさ」という感覚がどこで生み出され、どのように変容しうるかを検証します。新しい振付を考えることでダンスをいわば足し算的につくる通常のアプローチとは逆に、各自が気づかないうちにすでに踊っている振付を露わにすることで引き算的にダンスを浮かび上がらせる試みです。 今年から卓越研究員制度からのサポートを受け、授業の成果を書籍の形にまとめていく方向性も探っていきます。 数学と音楽 【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されない見込みが高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 集中講義で創作活動を実践する。音楽家かつ数学研究者・STEAM教育者の中島さち子と本学研究者の舘知宏とが協働し担当する。途中、中島の周囲の音楽家もゲストに呼び込み、サックスやドラム、ベースなども一緒に演奏を交えて伝えていく。 制作の実践とフィードバックのサイクルの中に、理論的・実践的なレクチャーが織り込まれる。音楽と数学の関係について、例えばバッハなどに見られる対称的構造、ハーモニーや音律と数比の関係、コードの変化と群、リズムと円の分割、さまざまな音色とフーリエ解析などに基づき、さまざまな音楽の背後に潜む数学について解説を行う。また、簡単にProcessing ないし p5.js を用いて多様な形で音の視覚化やAIと絡める方法を示唆し、創作に生かせるようにする。バッハやモーツァルト、ベートーベン、ドビュッシー、コルトレーン、中島や他音楽家の楽曲の特徴を司る数学的特徴や時代背景と数比の関係などを多岐にわたって紹介する。数学x音楽による五感のアートの事例も総合的な演出で魅せることで、音楽やアートの未来と数学・技術・ものづくりとの協働の可能性を探る。本科目では、「数学と音楽」による新たな表現を模索し、実践する。 音楽プログラミングと電子音響音楽の作曲 Pure Dataによる音楽プログラミングの基礎を習得する。グラニュラーサンプリングを実装する。メロディ・リズム・ハーモニーに依らない、生成的アプローチを用いた電子音響音楽作品を作曲する。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(身体と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(身体と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(メディアと芸術) A 担当教員 担当教員 中井 悠 担当教員 今井 慎太郎 舘 知宏 所属 教養教育高度化機構 所属 教養教育高度化機構 所属 教養教育高度化機構 月 5 月 2 曜限 集中 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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