展開科目 人文科学ゼミナール 50915 50652 A 50905 A 50180 A 講義題目 授業の目標概要 講義題目 心理学統計法 授業の目標概要 物事を客観的に判断するための一つは、証拠となるデータを集め、分析することである。この授業では、人間行動や社会現象一般のデータを用い、的確な分析ができるようになるための基礎を学ぶ。その中でも特に「心理学で用いられる統計手法」および「統計に関する基礎的な知識」を学ぶ。講義は、EXCELを用いて、実際のデータの収集・分析・考察を講義と演習によって行う。 授業では、講義と演習を行うが、PCを用いた演習を主とする。演習においては、各自の調査内容をプレゼンテーションする機会も設ける。 受講者数が収容人数(20名程度)を超えるような場合には受講人数に制限を設けることがある。その場合は初回授業出席者の中から選考する。 講義題目 『万葉集』における神聖皇統の表象 授業の目標概要 『万葉集』の歌集としての構造は、従来、主として編纂過程を推測する材料とだけ捉えられてきた。これを積極的に解読対象とし、あわせて題詞や注記の情報をも見合わせることで、『万葉集』をテキストとして読み通す道を模索する。特に、歌を年代記的に配列することで宮廷の歴史を語る諸巻――最初の二巻と巻六、そして最後の四巻――からは、歴史テキストとしての側面が読み解けてくるはずである。 巻一・巻二の語る歴史は、壬申の乱の覇者、天武天皇とその皇后鵜野皇女(後の持統天皇)の樹立した聖なる政治秩序が、紆余曲折を経て彼らの嫡系の孫の文武へと継承される過程である。その続編というべき巻六は、文武の早世と二代の女帝の後、満を持して即位した聖武の一代記ともいうべきものとなっている。待望された聖武の治世は、しかし、天平元年以降は凋落の一途をたどり、天平十六年以降は出口なき暗黒時代へと転落する。巻十七以降の四巻、従来「家持歌日誌」と呼ばれてきた箇所は、この暗黒時代を生きるべく強いられた人物の内面の軌跡であるとともに、彼という定点カメラに写った理不尽な現実の記録でもある。両者の交錯するところ、とこしえに栄えゆくべくして潰え去った神聖皇統の夢が、髣髴と浮かんでは消える。 右の記述の全体を具体的に掘り下げるには、13回ではとうてい足りない。この授業では、前半部をやや具体的に語り、後半部については概要を示すだけにとどめざるをえない。 民族誌を読む―紛争のフィールドへ 【概要】民族誌は、読者を別の世界へとつれだす通路のようなものである。この授業では、内戦がつづくスリランカ北部州でのフィールドワークをもとに書かれた民族誌、『ハレルヤ村の漁師たち:スリランカ・タミルの村 内戦と信仰のエスノグラフィー』(初見かおり著、2021年)をとりあげ、背景の解説などもしながら丁寧に読んでいく。授業中は必要に応じて、他の論考や映像も用いる予定。 【目標】集合的暴力や和平に取り組む際の人類学的な視点、フィールドワークの可能性や課題を理解する。一つの民族誌をじっくり味わうことで、人類学的探究に欠かせない民族誌的想像力を涵養する。 自然言語処理入門 講義題目 授業の目標概要 昨今の機械学習やビッグデータの急速な発展に伴い、社会科学や自然科学だけで無く、人文科学においてもデータ分析が必要不可欠な教養になりつつあります。そこで、本授業では、自然言語のデータ分析を対象とする「自然言語処理」(Natural Language Processing; NLP)の概要を説明し、PythonとNLTKを用いて実際にプログラムを実行することで、その基盤技術を理解することを目標とします。特に、形態素解析、構文解析、意味解析、日本語の自然言語処理、ニューラルネットワークと深層学習、などを取り扱う予定です。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(文化人類学) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(データ分析) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(データ分析) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(ことばと文化) A 担当教員 中村 沙絵 担当教員 大関 洋平 担当教員 大森 拓哉 担当教員 品田 悦一 所属 文化人類学 所属 英語 所属 心理・教育学 所属 国文・漢文学 金 2 水 5 金 1 月 5 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 2年 文科
元のページ ../index.html#48