全学体験ゼミナール 60223 A2 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されない見込みが高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 *対面授業に参加可能な学生のみに履修を制限 *実験三昧・研究体験(生命科学 分子生物学) *少人数制 *体験を通じた“考えるトレーニング” ================================================================== マグロの切り身の味や形状からその種別を判別・評価することは、魚の専門家でない限り極めて難しい。では、どうすれば誰でも正確に再現的にマグロの種別を判別できるであろうか? 本実習では、分子生物学的手法を用いたマグロ属に属する魚の種別判別実験の体験を通じて、1. 基礎的な実験スキル・考察方法習得、2. ニュースなどでもよく出てくるDNA、PCRといった生命科学用語・技術の理解を学習することを目的とする。 【実習の流れ】 ① 本実習内容の説明 ② マグロからDNA抽出 ③ 遺伝子増幅法(PCR法)によるDNAの増幅とDNA配列特異的切断酵素による切断 ④ DNA断片を電気泳動により分離して検出 ⑤ 得られたDNAのパターンからマグロの種別判別 ⑥ サンガーシーケンス解析によるマグロの種別判別 ⑦ 結果に関する発表および、ディスカッション “考えるトレーニング” 上記の既定の作業に加え、参加している学生各自の学習到達度・実験の進行度合いに個別に対応し、初心者でも理解可能なシンプルな課題を個人/グループに随時与える。Web 検索や過去のプリント集を閲覧しても、答えは簡単には見つからない。各自/グループは、実験を自らデザインして各種の検討を行う必要もある。規定の実習の作業内容に追加するこの “考えるトレーニング” 、答えが確定していない課題に挑戦する体験、楽しみながら実習に取り組んで欲しい。 【ガイダンス】 下記日程のお昼休みに実施する。 *ガイダンスは、オンラインのみ。 *昼食をとりながら参加可能。 *実験室を見学したい場合は、相談に応じる。 Zoom URL:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/91540932350?pwd=Zjg4N3RLL3kyck9HcTBPTHJLOTZGZz09 2022年10月3日(月)12:15~12:45 2022年10月4日(火)12:15~12:45 2022年10月5日(水)12:15~12:45 2022年10月11日(火)12:15~12:45 2022年10月12日(水)12:15~12:45 【実習実施日】 2022年2月3日(金)13:00~18:00 2022年2月6日(月)13:00~18:00 2022年2月7日(火)13:00~18:00 2022年2月8日(水)13:00~18:00 2022年2月9日(木)13:00~18:00 2022年2月10日(金)13:00~18:00 2022年2月13日(月)13:00~18:00 2022年2月14日(火)13:00~18:00 2022年2月15日(水)13:00~18:00 2022年2月16日(木)13:00~18:00 ◎2022年2月17日(金)13:00~18:00 ◎は発表会、必ず出席する必要がある。それ以外の日程はから5日間(実質6日間出席)、失敗した実験をやり直す、急なスケジュール変更、自主的に追加で作業実験した場合は、担当教員とスケジュール調整して出席する必要がある。定期試験や個別の事情により、実習日に参加できない学生は、*必ず*事前にその旨を連絡すること。 【問い合わせ先】 📧📧 practical-bio@adves.c.u-tokyo.ac.jp ================================================================================= Experiments a lot & " thinking training" Students in any division interested in life science are welcome. It is complicated to classify tuna (sushi, fillets, blocks) by taste or shape unless you are a fish expert. So then, how do we determine the type of tuna accurately and reproducibly? We will first receive a tuna fillet or sushi as a specimen in this practical course. Next, we will analyse the tuna using molecular biological methods to determine its tuna species. Finally, we will give a mini-presentation on our results in this course. This course aims to learn (1) basic experimental skills and discussion 🧬🧬🧬🧬🧬🧬身近な生命科学実習-マグロ属魚類の魚種類判別-/ Molecular Biology in our daily lives 1 時間割コード 開講 講義題目 担当教員 鹿島 勲 所属 曜限 単位 教養教育高度化機集中 構 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
元のページ ../index.html#281