授業の目標概要 【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されない見込みが高いので、履修にあたっては全学自由研究ゼミナール 51438 51440 十分に注意すること。 駒場リサーチキャンパスにある生産技術研究所(生研)では、IT、ナノテクノロ ジー、バイオや環境の分野を始めとした、工学全般における様々な最先端の研 究を行っている。このような先端研究について、従来の受動的な授業とは異な り、自分自身の手を動かしながら研究を進め、実験や実習を通して実践的に学 んでいくのが、本ゼミナールの特徴である。 研究テーマに関しては、生研で行われている数々の研究から興味のあるテー マを選択する。授業の形態としては、選択したテーマを研究している研究室の一 員として、設定した目的や計画のもと研究を進め、最後に研究成果の発表を行 う。具体的な方法、内容や日時などの研究の進め方については、研究室の教員 と相談しながら決めること。 このような実際の研究プロセスを体験することにより、研究のノウハウを学んで いく入門コースである。 授業内容や研究テーマの詳細については、ホームページ (http://www.oshimalab.iis.u-tokyo.ac.jp/UROP/) を参照のこと。 ※履修人数を20名に制限する。 ※開講場所:生産技術研究所 ※ガイダンスは、10月3日(月)および10月6日(木)の2日間、12時20分より オンラインにて行う。2回とも同一内容で実施。 Research 2 木 5 2 時間割コード 時間割コード 開講 学部学生のための研究入門コース-UROP2 (Undergraduate 開講 読み破る政治学 -多読・乱読・精読ゼミ- A Opportunity Program 2) A 講義題目 講義題目 担当教員 川越 至桜 担当教員 牧原 出 所属 生産技術研究所 所属 先端研 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 集中 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 このゼミは対面で行います。説明会もまた第一週に対面で開催します。もっとも状況に応じて、オンラインでの参加を認めることもあるので、適宜掲示などを参照してください。なお、授業前にオンラインでの講義や打ち合わせがある学生については、東大先端研の牧原研究室でオンラインで視聴するスペースを用意しますので、事前に申し出た上でオンラインの打ち合わせなどに参加した上で、対面のゼミに参加して下さい。 牧原研のYouTubeチャンネルに、ゼミの概要を配信していますので、そちらをご覧ください。 URLはhttps://www.youtube.com/channel/UCjmHAPyMqKTnE1NKAK_k6hgなど、過去のものも含めて適宜参照してみてください。どうしても説明会に参加できないが(できなかったが)受講を希望する学生については、個別にcontact@pha.rcast.u-tokyo.ac.jpまでご連絡ください。 また事前に質問などがあれば、個別ないしはグループでのオンラインのプレゼミを開始します。上記アドレス宛にご質問など投げてください。 今年で10年目となるこのゼミでは、多読、乱読、ときに精読を心がけ、古今東西の政治学に関する本を「読み破る」ことを目標にします。毎週1冊本を読んで短いペーパーを書いて全員が事前にそれを読んだ後ゼミが始まります。ゼミでは、いくつかのペーパーを取り上げて、全学生が意見を言う、質問をする、反論をする、といった議論を繰り返します。もちろん人の意見をじっくり聞くことも大事です。教員はできるだけ議事進行に努めますが、ここぞというときには今学生に必要と判断したコメントを出すようにします。学生同士の議論が基本です。そこから何が得られるのでしょうか。もちろん政治と政治学についてよりよい読みを目指して理解を深めることはとりあえずの目標です。しかしそれだけではありません。まずは自分の考えを構築してみましょう。その上で他の学生からの質問で驚いたり考えたりすることで、一冊の本に対する多様な理解があることを知るでしょう。集合知としての本に対する理解というものがあることに気づいてほしいと思います。そこから初めて自分の読みが広がります。このように自分の読みを深め広げることこそが、これから勉学を深めたり、研究に踏み込んだり、自分の人生を生きぬく力を得ることができるのです。ゼミでは、そのためにいろいろな仕掛けを用意しています。著者同席の回や、「私の勧める一冊」という回もあるでしょう。例年恒例だったゼミ終了後のブック・サロン、ブック・トリップ、ラボ・アドヴェンチャーも可能な範囲で行うことを考えます。すでの多くの修了生がいますが、夏休みには、修了生も一部参加する「合宿」(宿泊が難しい場合は、一日講義室でゼミを行う形をとります)を行います。合宿で何をするかは未定ですが、ここ数年、夏合宿は本の集中的な講読、冬合宿は本に関するドキュメンタリーを製作することが課題でした。 ※受講人数:あらかじめ制限はしない。
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