2022Aシラバス
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全学自由研究ゼミナール 51432 51433 51437 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 日本中世史学を、大河ドラマを素材として、楽しく学ぶ 開講 インド史入門~近世・近現代開講 地震火山史料を読む A A A 講義題目 講義題目 史を中心に 講義題目 担当教員 本郷 和人 担当教員 小川 道大 担当教員 地震火山史料連携研加納 靖之 所属 史料編纂所 所属 東洋文化研究所 所属 究機構 水 5 2 月 3 2 2 水 2 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 学生には人気がなくなりつつあるのだが、歴史学という学問は本来的に面白いものである。面白く学ばなければ学問ではない、という合い言葉を掲げて、日本中世史学を探訪して欲しい。現在、鎌倉時代前期を扱う大河ドラマが好調なようである。そこで、大河ドラマを素材として用いながら、中世史のありようを解説していく。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 インドはGDP世界7位の経済大国として注目されるが、日本の総人口よりも多い1.7億人の貧困者を抱える国でもある。本授業は、ムガル朝が成立した16世紀から21世紀までの過去500年間のインドの歴史を学ぶことで、インドの現状を新たな視点で捉えることを目指す。 本授業では、日本におけるインド史研究の基本文献を読むことで、インドの歴史および歴史研究の方法を学ぶ。本授業はゼミナール形式であり、履修者が授業内で研究文献の内容を紹介する。より直接的にインド史を学ぶために、近代の同時代の記録(史料)も、研究文献と共に本授業の教材とする。史料についても『日印協会会報』の記事・報告など日本語の記録を準備するが、希望者には英語の記録も提供する。第1回授業で研究文献および史料のリストを示す。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 東京大学の地震研究所と史料編纂所が連携して設立された地震火山史料連携研究機構では、地震学者と歴史学者が協力して史料の収集・編纂と分析と、地震活動や火山活動の長期的な情報を提供するデータベースの構築を行っている。 この連携研究機構が提供するゼミナールでは、地震や火山噴火に関する歴史史料を読みとく。入門的な素材からスタートし、講義の後半では受講生の興味に応じて選択した史料を読みとく。デジタルアーカイブで公開されている史料を活用し、必要に応じて既刊の地震史料集や刊本も利用する。歴史史料を読みとく作業を通じて、必要な情報を抽出し解釈する方法を学び、また、異分野融合研究の意義や在り方に触れる。 授業は、加納靖之(地震研究所)が担当する。 【目標】 ・歴史学や地震学を背景として、地震や火山噴火に関する歴史史料を読みとく ・複数の研究分野からのアプローチでより深く現象を理解できることを知る ・これらの研究のおもしろさや解決すべき課題について考える 【こんな人に来てほしい】 文系理系を問わず、歴史、地球、防災などに関心のある人。また、本や資料を読むのが好きな人、観察や観測をもとに推理するのが好きな人など。 (参考)地震火山史料連携研究機構の概要 地震火山史料連携研究機構は、東京大学の地震研究所と史料編纂所が連携して設立されました。この学際的な研究機構では、歴史学者と地震学者が協力して史料の収集・編纂と分析を実施し、日本における地震活動や火山活動の長期的な情報を提供できる科学的なデータベースを構築しています。このような歴史時代のデータは、地震や火山の危険性の長期的な予測には不可欠です。

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