全学自由研究ゼミナール 51399 51400 2 2 時間割コード 時間割コード 開講 未来の学びを考える【理論と開講 模擬国連で学ぶ国際関係と合A A 講義題目 事例編】 講義題目 意形成Ⅱ 担当教員 中澤 明子 教養教育高度化機構 月 5 担当教員 星埜 守之、中村 教養教育高度化機構 火 2 長史 所属 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 小学校から大学まで、教育・学習を取り巻く状況は日々変化しています。2000年以降、大学では「アクティブラーニング」や「国際化」などの取り組みが多く行われるようになりました。また初等中等教育(小学・中学・高等学校)でも、「アクティブラーニング」や「GIGAスクール構想」などの取り組みが行われています。それでは、未来の学びはどうなるのでしょうか。 本授業の目的は、教育・学習について過去や現在の状況を理解した上で、未来の学びがどうなるかを自分なりに考えることです。また、その過程において、自分たちの教育・学習経験をふり返り、理論や概念と紐づけて位置づけます。それらを踏まえて、最終的には個人あるいはグループで考えた「未来の学び」を発表・共有します。 ・授業の目標 授業を通じて、次のことを達成します。 1. 教育・学習に関する理論や定義について説明できる 2. 過去や現在の教育・学習に関するトピックや事例を列挙できる 3. 自分の教育・学習経験を、理論や事例と関連づけて示せる 4. 教育・学習の理論や事例を踏まえ、自分なりの未来(10年後を想定)の学びのあり方を示せる 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。 そこで、この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。 具体的な到達目標は、以下の通りです。 ①国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【レポート1, 2で評価】 ②国際問題の原因について、国際関係論の概念や事例を用いて説明できる【レポート1, 2で評価】 ③国際問題の解決における妥協の重要性を説明できる【レポート1, 2で評価】 ④国際問題の解決策について、選択肢を複数挙げて比較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【レポート1, 2で評価】 ⑤国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【レポート1, 2で評価】
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