全学自由研究ゼミナール 50874 51340 51341 51342 授業の目標概要 Research PEAK前期 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 開講 ジャン=ジャック・ルソー『社会契約論』を読む 開講 開講 A Introduction to Qualitative A A A 明治民法の「家」制度を読む 講義題目 講義題目 講義題目 競争法演習 講義題目 担当教員 片山 晶子 担当教員 川出 良枝 担当教員 白石 忠志 担当教員 酒井 智大 所属 所属 法学部 所属 法学部 所属 法学部 木 5 2 月 5 2 金 2 2 水 5 2 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 This course aims at introducing theories and methods of qualitative research in social science mainly to first and second year university students. The course is particularly suitable for students who are interested in conducting empirical research in traditional social science as well as innovative interdisciplinary fields. Differently from natural science studies in which hypotheses are tested with numbers, qualitative studies investigate people’s behaviors and perspectives typically through observations, interviews, and text analyses depending heavily on words, and other semiotic resources, guided by a variety of philosophical and social theories. The course involves hands-on exercises on observation, text analysis, and interview. Students are encouraged to examine data from each of the methods deeply and critically to achieve sense-making. 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 民主政治(デモクラシー)とは何か。どこに強みがあり、どこに弱みがあるのか。この問題を考える際に、ルソーの『社会契約論』は第一級のテキストである。ルソーは、日本を含む多くの先進国が採用するリベラル・デモクラシーの擁護者かというと、必ずしもそうではない。イギリス流の代表制民主政治を批判し、市民が直接参加して法律を作ることを求めたからである。他の面においても、彼の政治思想はユニークである。自分の意見を一人一人が表明することが大事だとして、仲間を募ったり、集団を作ることに疑問を抱いた。国家は徹底的に人工的なもので、自らの意志でそこに参加すべきだと考えたが、できあがった国家は内外に対し、強力な権限をもつ(主権を行使する)ものとなった。多数決は万能ではない、というのも彼の有名な主張である。このように多様な側面をもつだけに、魅了されたり反発したり考え込んだりするための古典ではないだろうか。本演習では、一冊まるごと丁寧に読み通すことで、参加者各々が、民主政治に対する理解を深め、あわせて、古典的作品を読みこなすヒントのようなものを提供できればと考えている。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 競争法の全分野について、日本語・英語の資料を読みこなし検討することにより、基本的な考え方を具体的なイメージとともに理解することを目標とします。例えば、食べログ東京地裁判決を理解できる、米国FTCのMetaに対する提訴のプレスリリースを理解できる、といったことです。 競争法は、日本で独禁法と呼ばれている法分野の国際的通称です。法学部の講義科目や司法試験・予備試験の選択科目で経済法と呼ばれているものと範囲は同じです。 第1回のための情報は、9月末までに、ITC-LMSの「オンライン授業情報」の欄に掲げます。 参加したい学生は全員が参加できるようにしたいと考えています。 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 明治31年(1898年)制定の明治民法が規定していた「家」制度は、昭和22年(1947年)の現行民法制定に伴い廃止された今日でも、「封建的」「反動的」なものとして悪名が高いが、如何なる制度であったのかは必ずしも知られていない。本授業では、明治民法の条文とあわせて、起草時の議論を精読し、法制度としての「家」を先入見なく把握することを目指す。
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