講義題目 授業の目標概要 高等動物(主に哺乳類、鳥類)の生理、病気、感染症、診療など、加えて公衆衛生、ヒトと動物の関係などについて、主講義題目 総合科目 E(物質・生命) 51335 A 51336 A 50205 A 高等動物の比較生物学:獣医学へのいざない に農学部獣医学専攻の教員が講義する。 海の生命科学(Marine Life Science) 講義題目 授業の目標概要 水温、塩分、水圧等が大きく異なる棲息環境に、バクテリア、プランクトン等の微小な生物から、各種の無脊椎動物、魚類、大型ほ乳類に至る多種多様な生物が独自の進化・繁栄をしてきた。水圏には地球上のほぼすべての動物門が棲息しており、その多様性は陸上の比ではない。水中での生活を可能にするために、陸上生物には見られない特殊な器官やユニークな代謝経路を発達させた種も多い。しかし、陸上生物である我々ヒトにとって、水圏にはまだまだ未解明の現象が多く、そこに未知の利用可能性や新たな研究領域の発展可能性を秘めたフロンティアが存在する。われわれ人類は、様々な形で水圏生物と関わりを持っている。水圏生物に関する理解を深め、再生産可能な形で有効に利用することは、人類が真剣に取り組むべき課題である。この課題達成のために求められることは、水圏生物をよく知ることである。 本講義では、水圏生物科学専攻各講座の教員が、(1)海洋生物の有機化学、(2)海洋生物の生理、(3)海洋生物のゲノム科学、(4)海洋生物の食への利用と生理調節作用について、その研究の概要と最新の動向について紹介する。なお、本講義は105分講義である。 生物物理学 ー実験から理論までー いま、生命科学研究の最前線では生命科学と物質科学の境目が あいまいとなってきている。 生物を物質として捉え、物理学的な観点から見直すことにより、 生命現象を自然現象の一部として統一的に理解しようとする試みが 盛んに行われている。 物理学の立場から生物を俯瞰すると、生物は未解明の新領域で あり、新たな物理学を開拓できる可能性を秘めている。 従来とは異なる観点で生物学を捉え直すことに興味がある学生や、 物理学の立場から見た生命像に興味のある学生に 授業の目標概要 生物は物質で構成されているので、物理学的な立場から生命現象を理解できるはずである。しかしながら、単に化学物質を寄せ集めただけでは生命らしさはあらわれてこない。生物物理学は、生物を分子や細胞に要素還元するとともに、それらが相互作用するシステムとして生物を捉えることで、生命現象の普遍的な理解をめざす学問であるといえる。本講義では、生物を構成する物質の最小単位であるタンパク質などの生体高分子から、それらの集合体である超分子や細胞までの各階層において生命らしさが創発する仕組みと、生命の可塑性と頑健性についての数理的な理解の方法を学ぶ。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 応用動物科学Ⅱ 開講 授業科目名 海の生命科学 開講 授業科目名 生物物理学 担当教員 堀本 泰介 担当教員 岡田 茂 担当教員 石原 秀至 所属 農学部 所属 農学部 所属 統合自然科学科 月 5 月 5 金 5 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
元のページ ../index.html#201