2022Aシラバス
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講義題目 授業の目標概要 本講義は工学部全体として、環境・エネルギー問題を概観した上で、工学的なアプローチの理解を進めることを目的とし講義題目 授業の目標概要 人類は地球に負担をかけながら生活している。有限な地球に負担をかけず、持続可能な社会を実現するためには、地球の面積の7割を占める海洋を賢く利用して行くことが必要不可欠である。これまで海洋は科学的な探査を主体とする調査の時代であったが、これからは、海洋のメカニズムを熟知した上での統制のとれた海洋利用を実現してゆくことが、カギとなる。 例えば、海洋には未だに利用されていない資源が相当量残されており、循環型社会に適したエネルギー資源の供給源となる可能性を有している。また我が国のEEZ(排他的経済水域)内には、黒潮と親潮の合流による好漁場、深層水、メタンハイドレート、鉱物資源等が存在しており、海洋資源の潜在的ポテンシャルは非常に高い。これらを利用することにより、我が国の脆弱な食料、資源・エネルギー基盤の強化や新産業の創出が期待されるとともに、海底空間の利用によってCO2の海底下地層への隔離等の環境問題の課題解決に資する可能性をも秘めている。 この講義では、食料・資源・エネルギーの安定確保と地球環境問題解決のための海洋利用技術ついて包括的に学び、その方向性を論じる。 講義題目 社会で活躍する看護プロフェッショナル 授業の目標概要 高度に医療技術が発展してきた現代社会では、疾患を抱えたまま生活する者は多くなり、また、従来の医学モデルでは解決できない、健康への様々なニーズが顕在化してきている。特に少子高齢化が高度に進んだ日本においては、この社会を看護学モデルとして扱い、新たな対処方法を構築することへの社会的期待が高まっている。つまり、生きることを支える学問である看護学は、あらゆる年代の個人から集団、地域社会を対象に、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛緩和等について、生涯を通して支援することが出来る。 本講義では、保健・医療・福祉の分野における臨床実践や研究、政策活動に至るまで、社会で広く活躍している看護のプロフェッショナルから実際の活動についてご講義いただき、少子高齢社会において看護学が担う役割と今後の看護学の発展について議論する。 総合科目 D(人間・環境) 51326 A 51320 A 51321 A 51304 A 環境・エネルギー工学概論/ Introduction to Environmental and Energy Engineering ている。受講者には以下を目標とされたい。 ・現在良く議論されている環境・エネルギー問題の概観を理解すること ・それぞれの問題の特徴を技術的、社会システム的双方の視点から理解すること ・技術、社会それぞれどのようなアプローチでその解決に当たっているのかを理解すること ・これらを理解した上でどのような課題が残されており、そのために何をすべきかを考えること 地球環境を守る海の工学~海のエネルギー・資源・環境~ 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 環境・エネルギー工学開講 授業科目名 環境・エネルギー工学基礎Ⅱ エネルギー資源論 講義題目 授業の目標概要 本講義では、地球科学・工学、エネルギー化学・科学、資源経済・政策学の基礎学理を概観し、地球システムの理解、エネルギー資源の開発・変換・有効利用、環境の保全、エネルギー資源の安定供給といった一連の方法論を概説する。エネルギー資源を取り巻く多様な分野を多角的に概観することにより、エネルギー資源の本質を理解することを助け、複雑性を呈するエネルギー資源に係る困難な問題にどのように対処すべきかについてともに考える。 開講 授業科目名 環境・エネルギー工学基礎Ⅱ 開講 授業科目名 看護学概論Ⅱ 担当教員 概論 村上 進亮 担当教員 松島 潤 担当教員 多部田 茂 担当教員 仲上 豪二朗 所属 工学部 所属 工学部 所属 工学部 所属 医学部 金 2 月 5 金 5 木 5 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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