2022Aシラバス
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講義題目 授業の目標概要 精神障害と精神医学の歴史をたどりながら、理性と狂気が西洋の医学や哲学においてどのように捉えられてきたのかを総合科目 A(思想・芸術) 50606 A 50945 A 50693 A 倫理思想としての儒教 講義題目 授業の目標概要 中国思想は東洋思想の重要な一部分であり、日本の文化・社会にも大きな影響を与えた。この科目では倫理という問題を主軸に、中国思想史に関する入門的な講義を提供する。 歴史的に中国と呼ばれた地域の倫理思想は、儒教によって代表される。孔子が作り出し、孟子・荀子などが育てた儒教の倫理思想は、やがて歴代王朝の「国教」となり、現地の人間関係や社会秩序を二千年余りにわたって強く規定した。彼らは具体的に、どのような倫理を求めたのだろうか? 人と人の正しい繋がりを、どうすれば実践できると考えたのだろうか? そして何よりも、儒教の倫理思想は皆を幸せにしたと言えるのだろうか? まずは、春秋時代に始まった儒教の倫理思想が、前漢・後漢でひとまずの完成に至るまで。次いで、南宋の朱熹(朱子)や明の王守仁(王陽明)による新たな展開。以上二つに重点を置き、その理論的な歩みと、それが社会にもたらした影響について理解しよう。論理が整わずに終わった部分や、負の遺産と呼ぶべき物事からも目をそらさず、中国で語られた倫理の思想を、様々な角度から冷静に見つめてほしい。 精神障害の思想史 探る。 ギリシャ科学から近代科学まで 講義題目 授業の目標概要 科学は不変の真理を扱った学問というイメージを抱くが、その一方で、科学は古代からの長い歴史を持っており、地域や時代によって様々な「科学」が営まれ、今日の科学が形成された。本講義を通じて、科学という営みを世界の歴史の視点から見るきっかけを与える。具体的には、古代から近代科学成立にいたるまで、科学が各地域各時代で、どういった人々によって、どういった目的で、どのような形ではぐくまれてきたのかをたどる。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 東洋思想史 開講 授業科目名 西洋思想史 開講 授業科目名 科学史 担当教員 水口 拓寿 担当教員 石原 孝二 担当教員 三村 太郎 所属 国文・漢文学 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 水 3 金 2 木 1 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科

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