総合科目 A(思想・芸術) 50534 A 50535 A 50271 A 50944 A 講義題目 授業の目標概要 「比較文化論」という学際研究の基本的概念の中に、「異文化理解」という問題がある。 講義題目 日米比較児童文学―マーク・トウェインを中心に 授業の目標概要 明治以降今日まで、日本人がいかなる紆余曲折を経ながらアメリカの国民的作家マーク・トウェインを受容してきたか検討します。特に、日本の文学的・文化的伝統や同時代の日本の社会状況を反映して創造された日本版のトウェイン作品を原作と比較検討していくことで、主に日本の児童文学・文化の功罪を明らかにしたいと思います。具体的には、山縣五十雄、巌谷小波、佐々木邦、鈴木三重吉、千葉省三、大佛次郎、大江健三郎といった文人たちへのトウェイン文学の波動を吟味します。英米文学に特に関心の無い受講生も、国境を越えた影響関係の検討を中心とする伝統的な比較文学研究のケース・スタディとして本講義を受講することも十分可能です。 講義題目 授業の目標概要 「異文化体験を語る・書く」 「異文化」とは一体何なのだろうか。単なる「外国」ではなく、「自分」とは異なる「他者」に出会うこと、 理解すること、相互に折り合うこと・・・これらは「教養」の根底の知性であり、態度決定である。 本授業では、教科書を出発点としながら、現代社会における「ダイバーシティ」問題をもっと切実に、自分の 問題として考える契機としたい。外国体験、外国からの帰国体験、外国人との交流、外国語に苦労した経験、地方と都会の相違、多様な性の狭間にあること、聴者とろう者・・・等々、これまでに様々な「異文化体験」をした人、あるいはそういった問題に興味のある人たちが、その体験について「比較文化論」の基礎概念を学び、体得し、知的に語り、書くことができることを目指す。 共創哲学入門~対話型哲学の可能性 講義題目 授業の目標概要 「共創哲学」というのは私の作った言葉で、英語ではinclusive philosophyとしています。私自身、すでに10年近く哲学対話という、他者と共に対話を通して考える「体験としての哲学」を学校や地域コミュニティ、企業等、さまざまな場所で実践してきました。そこでは考えることを通して、多様な人が多様なままで共にいられるinclusiveな場が作られます。それを通して世の中にはどのような排除exclusionがあるのかもわかります。「共に考える」という営みがどれほどの意義と可能性をもつのか、まだまだポテンシャルは尽くされていません。この講義では、対話型哲学の歴史的・社会的背景から、哲学対話とその実践例について口述し、受講生にも実際に対話を体験してもらいます。 西洋近現代絵画の見方 19世紀、20世紀の西洋絵画の見方、考え方を学ぶ。Sセメスターの美術論「西洋伝統絵画の見方」で扱った絵画の体系が崩壊して、新しい近代のパラダイムに移行する時代が対象となる。19世紀のロマン主義にはじまり、印象派、ポスト印象派、20世紀の抽象絵画、ポップ・アートなど、現在にまでいたる歴史をたどっていくが、単純に時代順に語るのではなく、主題や造形様式や受容に関わるいくつかの重要な問題を設定して論じていく。広い意味における視覚芸術の機能、芸術と社会の関係、芸術家の意義や在り方等々、価値観が揺らぐ時代の美術を考えるためのテーマは少なくない。講義はスライドを使って、作品を具体的に分析しつつ行う。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 比較文化論 開講 授業科目名 比較文学 開講 授業科目名 比較思想 開講 授業科目名 比較芸術 担当教員 今橋 映子 担当教員 石原 剛 担当教員 梶谷 真司 担当教員 三浦 篤 所属 比較文学 比較文化コース 所属 比較文学 比較文化コース 所属 比較文学 比較文化コース 所属 比較文学 比較文化コース 水 2 水 4 火 2 金 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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