総合科目 A(思想・芸術) 50441 A 50670 A 50671 A 50270 A 講義題目 現代美術史 授業の目標概要 第二次世界大戦後に世界各地で作られた主な美術を学びます。多様な展開を見せる戦後美術・現代美術を、集団的な運動や動向としてよりも、個別の作家が行った選択の軌跡として理解することを目指します。その上で、美術表現が歴史や社会とどのように関係しているのかについても考察します。 思想史のなかの「精神分析」 講義題目 授業の目標概要 十九世紀の終わりに神経症の治療法として登場した精神分析は、二十世紀以降人文諸学のさまざまな分野において参照されるようになり、その発想や概念の理解は、現代思想の展開を理解する鍵の一つとなっています。この授業では、精神分析学がそうした位置を占めるようになった歴史的な経緯を、特に創始者フロイトからそのフランスにおける展開に注目して辿りつつ、その基本的な発想や概念を、精神分析学内外のさまざまな文献に即して紹介します。さらに講義では、このアプローチが一般に現代の「こころ」をめぐる議論において提起するさまざまな問題や、隣接領域との歴史的あるいは今日的な関連についてもお話ししたいと思います。 セクシュアリティ論(クィアスタディーズ) 講義題目 授業の目標概要 セクシュアリティ論、とりわけ1990年代から25年にわたるクィア・スタディーズの議論の基礎を学び、セクシュアリティをめぐる現代日本の様々な文化的・政治的事象を分析しながら、性、欲望、身体の構成が文化や法や政治とどうかかわってきた/いるのかを考えます。 授業修了時に、セクシュアリティに関する処分権を読む際に必要となることの多い基本的な用語や概念、現在セクシュアリティをめぐって交わされている多方面における議論の概観を理解していること、セクシュアリティについての議論に参加するために欠くことのできない基本姿勢を身につけていることを、目的とします。 ジェンダー論、セクシュアリティ論についての基礎的な知識は求めません。 初回授業はオンラインになります。そのあとは対面ですが、グループワークの実施と報告にはおそらくGoogle Classroomを使います。 演劇と音楽——ドイツ語圏の実践を中心に 講義題目 授業の目標概要 演劇において、音楽は欠かすことのできない要素です。音楽は幅広い可能性を持つ媒体であり、さまざまな形で演劇の時空間に影響を及ぼすことができます。しかし多くの実践において、音楽に求められているのは、「共感」を呼び、特定の雰囲気をつくるといったような、場を統一する道具としての機能ではないでしょうか。 この授業で取り上げるのは、そうした機能に収まりきれない試みです。ここで中心的に取り上げるドイツ語圏の実践の根底には、場をまとめあげる音楽の力が、ナチスドイツのプロパガンダに一役買ってしまったという負の歴史への反省があります。この授業では、現代の実験的な演劇における音楽劇とその前史を取り上げ、演劇の上演空間における音楽のさまざまな位置づけやその歴史を知ることを通して、演劇における音楽のありかたを再考します。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 精神分析学 開講 授業科目名 表象文化論 開講 授業科目名 演劇論Ⅰ 開講 授業科目名 美術論 担当教員 担当教員 清水 晶子 担当教員 針貝 真理子 担当教員 加治屋 健司 原 和之 所属 仏語・伊語 所属 表象文化論 コース 所属 表象文化論 コース 所属 表象文化論 コース 火 5 水 5 水 5 火 2 曜限 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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