総合科目 A(思想・芸術) 51455 A 51329 51077 A 講義題目 授業の目標概要 文学入門:本屋さんで売っている文庫本で古今東西の文学を実際に読んでみる 講義題目 授業の目標概要 そろそろ大学の授業にも慣れてきた(=こんな程度かと失望したり、飽きてきたりしきた)人々に、オースティン、バルザック、フロベール、ドストエフスキーなど(それなりに有名な)文学作品を実際に読む機会を提供することがこの授業を開講する目的です。様々な言語で書かれた様々な作品を日本語訳でできるだけ多く読みます。古今東西これまでの人類の歴史の中で世界中のさまざまな場所で書かれたとても有名な文学作品をできるだけたくさん読むことによって世界標準の教養を身につける・・・ということを最終的な目標として掲げはするがそれは大変すぎるのでとりあえず入手しやすい文庫本でお手軽に読むことでまずは受験勉強で破壊された脳細胞のリハビリを行いつつ「文学」なるものにちょっとだけ入門してみるような授業です。 授業で扱う予定の長編小説は以下の通りです。 オースティン『高慢と偏見』 フローベール『ボヴァリー夫人』 バルザック『ゴリオ爺さん』 ドストエフスキー『白痴』 以上四編の小説をおおむね一ヶ月に一作品のペースで読みます。それに加えて、ソフォクレス、ゲーテ、シェークスピアによる戯曲、メルヴィル、ジェームズ、漱石、魯迅、カフカによる中短篇も読む予定です。 授業の形式は、教員が詳細な作品解説をするような講義ではなく(最低限の情報提供は行いますが)、学生による発表とディスカッションを中心とします。そのことによって、ただひたすらに本を読むことに加えて、文学作品について自分の言葉で語る(そして書く)方法も学びます。 何はともあれ、これらの「有名な」作品は、普通の意味で面白いです(だから今まで読み継がれてきました)。古い作品なので敬遠されがちですが、だまされたと思って読んでみてください。映画、ドラマ、マンガ、ゲームよりもさらに一歩、人間と人間社会の暗部(=リアル)に踏み込んだ物語を読んでみたいと思う人にはお勧めです。 文学「入門」の授業ではありますが、人文学の学問を専門とする大学院進学を考えている学生の履修も歓迎します。というよりも、高校までの日本の学校では人文学の教育はあまり行われていないので、今から入門しても人文学のエキスパートとなることは日本では十分に可能です。人文学に関しては、入門は同時に専門家養成でもあります。 ※初回(10月5日)の授業に必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は、第2回の前に必ず担当教員にメールで連絡すること。課題があるので第2回の授業に突然来ても参加は認められない。参加型の授業なので傍観者はご勘弁。 『ハックルベリー・フィンの冒険』を読む 本郷の英語英米文学専修からの出講授業です。 アメリカの作家、といえば、ヘミングウェイとならんで有名なマーク・トウェイン。その代表作で、アメリカ文学史上の「古典」、『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んでみましょう。読んでみるのが第一目標ですが、ついでにアメリカ英語、特にヴァナキュラーと呼ばれる口語英語になれること、文学作品を鑑賞し、議論する方法を学ぶこと、マーク・トウェインという作家の生涯について知ること、作品の舞台となった南北戦争前、奴隷制度のあった時代の南部について知ること、作品が発表された南北戦争後のいわゆる「金メッキ時代」について知ること、などなどいろいろやってみましょうか。 現代の心の哲学について 講義題目 授業の目標概要 科学の進歩に伴い、唯物論的世界観が多くの人に受け入れられるようになった。しかし、それでも心に関して私たちが持っている様々な直観は、いまでも唯物論的世界観にうまく収まらない。この問題にどう取り組み、どう解決すればよいのか。20世紀前半から現在までの主な哲学的議論を通覧し、その取り組みの妥当性を検討していく。 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 言語態理論 開講 授業科目名 外国文学 開講 授業科目名 現代哲学 A 担当教員 吉国 浩哉 担当教員 後藤 和彦 担当教員 高村 夏輝 所属 言語情報科学専攻 水 5 所属 文学部 所属 哲学・科学史 火 3 金 5 曜限 曜限 曜限 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科
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