2022Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 岡 英太郎 橋 聡 教養学部(初年次教育部門) 大気海洋研究所 理学部 医学部 工学部 31695 金 4 授業の目標・概要 簡単な測定や実験データ整理・解析、ものづくり等を実際に経験してもらい、試行錯誤や実験の難しさと計画性の重要性などを学んでもらいます。限られた材料・工具・時間の中で、自由な発想をもって、問題発見と解決方法・実験方法などを自分たちで考案してもらいます。小グルーブに分かれ、議論による協調学習を通して、コミュニケーション能力を伸ばしてもらいます。 ・何かを研究する時に、何が分かっていて何が分かっていないのか、何が問題でどうやったら解決できるのか、自分の頭で考えることができるようになる ・実験データの簡単な解析方法と、そこから導かれる結論を論理的かつ客観的に論じる力を身につける ・自分の考えを、分かりやすく他人に伝え、情報を共有することで新たなアイデアや知見を得るための、サイエンスコミュニケーション能力の基礎を身につける ※授業オンライン化に伴い、実験を個々人が自宅でできるよう見直し中です。 ※授業の目的や授業の大まかな流れは変えないつもりですが、具体的な作業や課題は変わると思って下さい。 31696 金 4 授業の目標・概要 本授業は、大気海洋研究所所属の教員2名のリードのもと、「海」、そして海と気候変動との関わりについて、様々な側面から掘り下げて考える機会を提供します。「能動的」な学びの過程を通じて皆さんに「研究」の初歩を体験してもらうことを目指します。海に関する予備知識は必要ありません。むしろ、海について学んだことのない方の履修を歓迎します。 本授業で主に行うのは、調べる、まとめる、発表する、議論する、といった作業です。この中でも、特に「議論」に重点を置きます。教員の発表を学生が聞く時間は必要最小限にし、学生が主体的に参加し進めてゆく授業となります。 大気海洋研究所の黒田潤一郎准教授が副担当教員となります。 31697 金 4 授業の目標・概要 この授業では、地球史を通じた地球の表層における物質の循環プロセスと、その生物との関わりの相互作用、進化について学習します。地球表層は、大気・海洋・土壌など性質の異なるシステムから構成され、物質循環の挙動はシステムごとに特徴があり、扱う時間スケールによっても変わります。これら環境中の物質循環および生態系に関するとトピックとして、環境汚染・環境変動、生物多様性変動などを題材にグループワークを実施し、環境動態や生態系の応答、環境と生態系の相互作用とその進化などに対する異なる視点を共有します。その後、文献調査・データ解析を通して問題解決法について洞察します。授業を通じ、以下の目標を達成します。 ・地球環境における物質循環要素を理解できるようになる。 ・環境・生態系を対象にした基礎的なデータ解析ができるようになる。 ・環境変動に対する理学的視点を身につける 新しい規則性の発見や、斬新な仮説がこのゼミナールから生まれることを期待します。 *「教科書」を含め、入力済みの項目は必要に応じて削除・更新をお願い致します。* 31698 金 4 授業の目標・概要 自分たちで設定した健康に関する問題の解決のために、研究計画を立案し、調査を行い、考察する過程を実際に行うことができる。 31699 金 4 授業の目標・概要 本ゼミでは、凡そ理科を志す者にとって必須のスキルとなる「未知の現象を正確に観察、定量化し、モデルを立てて振舞いを理解する」作業を、具体的な電子回路を例にとってわかりやすく学習し、身に付けることを目的とする。 本講義では、学生の理解の進捗を注意深く観察し、講義・演習の長短を含め柔軟に対応する。 対面を基本としつつ、突発的な事情に対応できるよう配慮した講義設計とする。 学習する回路の例: (0)実験設備製作体験 (1)線型な回路、非線形な回路(スケールの議論) (2)振動する現象I(定常状態) (3)振動する現象II(過渡的応答) (4)能動素子の考え方 (5)増幅回路 (6)発振回路 (7)変調復調回路(AM送受信機) (8)その他の素子(MEMS等) 身に付けらるスキルの例: (あ)現象を数式で表現して理解する手法 (い)スケール(ログ、リニア)を変えた特性の評価 (う)周波数領域での事象の理解 (え)時間領域での事象の理解と周波数との関連性 (お)線形化による見通しのよい特性理解 (か)電気系で使用する様々な器具に触れる(テスタ、オシロスコープなど) 身近な物理でサイエンス 海と気候変動 地球環境と生命史 生きることを支える看護科学研究入門 電子回路で学ぶモデリング手法 松本 悠 池田 昌之、奥村 大河、高五十嵐 歩、角川 由香 三田 吉郎

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