2022Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 駒場キャンパスを歩き、その空間について考31675 水 2 授業の目標・概要 都市生活者の我々とって、農産活動を身近な存在として意識することは少なく、食料(食品)を消費する者としての立場で極めて間接的に農業と接しています。現在の我が国の食料消費においては、肥満や廃棄ロスなど過度な食の摂取にまつわる問題と、拒食や「こども食堂」など食の摂取不足にまつわる問題とが併存しています。世界的にも飢餓と飽食が発生しており、食料供給 体制のアンバランスを招いている状態となっています。他方、農産活動のための様々な技術的革新は、こうした食料問題や資源 環境問題を考える上で重要であり、私たちの日常生活にも少なからぬ影響を及ぼしています。この授業では比較的身近な情報を用いて、自分たちの日常生活で発生している様々な視点から「食の問題」に目を向け、その解決に向けた方向性や具体的対策を自主的に学ぶことを目指しています。 31676 水 2 授業の目標・概要 本授業はフィールド体験型ゼミナールとして、都市空間の魅力と課題、それらの要因となる要素を理解・分析し、そのことを他者に伝わるように表現する力を養うことを目的としています。授業では、駒場キャンパスを歩いたり観察したりして、魅力や課題の発見と提案を行います。建築、土木、都市計画、環境の分野に関心がある方、グループワークが好きな方、いろいろな側面から空間を見てみたい方におすすめです。 31677 金 3 授業の目標・概要 書店では、減量法・ダイエット法に関する書籍が数多く発刊されており、ネット上にも様々な情報が氾濫している。これらの情報のうち、どれを信じてよいのかわからなくなったことはないだろうか。このように世の中に溢れる健康情報に対して、それらを総合的に考え、自分に当てはまる情報を取捨選択する能力を身につけることが必要とされている。このゼミでは、世の中に広まっている減量・ダイエットの理論がどのようにして構築されてきたのか?それらはどのような科学的根拠に基づいているのか?ということについての検証を通じて「健康リテラシー」を身につけることを目指す。また、実際に自分たちが研究者となって新たな減量法・ダイエット法およびダイエット食品などを開発しようとした場合、どのようなテーマで研究を行うか?どのような実験を行ったらよいのか?ということについて考え、一連の研究プロセスについて学ぶことを目標とする。 31678 金 3 授業の目標・概要 化学のブレークスルーに学ぶ(1)では、工学部応用化学科で現在精力的に研究が行われている無機化学・有機化学系の世界最先端のトピックをとりあげ、その研究がもたらした各分野のブレークスルーを学びます。本講義では、無機化学・有機化学をベースにした材料開発について、基本原理から実際の研究の様子や舞台裏、応用展開に至るまでを論文輪読、文献調査およびそれらに携わった研究者達の話の中でより身近に感じ、学ぶことができます。主に、触媒、有機エレクトロニクス、高分子材料などを題材にして、これらの研究がどのように生まれ、どのようなブレークスルーがあったか、また、これらの研究やその応用展開が現在どのように社会の役に立っているのかを、ゼミナール形式の授業で学習します。 31679 金 3 授業の目標・概要 開講場所:駒場1号館 118教室/Komaba Bldg.1 Room 118 原則として対面で行う。 (本ゼミの概要と目的) 自然界はさまざまな「分子」で溢れている。化学はそれらを研究対象にする場合もあれば、化学者が自在に設計し、果敢に合成にチャレンジする場合もある。医薬、材料、触媒、環境物質が対象になると、化学者の目は分子間の「相互作用」に向けられ、ごく自然に1 + 1 > 2の超分子化学が生まれた。このような流れの中で化学者は、共有結合で構成された「分子」と、共有結合以外の比較的弱い相互作用に基づいて形成される分子やイオンの集積体である「超分子」を視野に入れて研究を進める必要がある。本ゼミでは、「分子」の基礎を概観し、さらに分子構造に基づく「超分子」の設計、合成、構造、反応、機能について学ぶことを目的とする。 (本ゼミの目標) 1.自然界の分子や化学が作り出すさまざまな分子の基礎を理解する。 2.分子間の相互作用に基づく超分子の構築原理と機能について学ぶ。 3.研究紹介のプレゼンテーションのスキルを学ぶ。 4.簡単なデモ実験を通して(ビデオを検討中)、分子や分子集合体を身近に感じてもらう。 31680 金 3 授業の目標・概要 授業の目標・概要: 脳活動に伴って生じる微弱な電流を計測する原理を理解し、脳波信号の計測・解読と,解読データを用いたロボットの制御を体験することを目的とする。 「食の問題」を科学者目線で考えよう える 減量・ダイエットの科学 化学のブレークスルーに学ぶ(1) 分子の魅力に触れる ブレイン・マシン・インターフェース 大塚 重人 中島 直人、樋野 公宏 寺田 新 細野 暢彦 塩谷 光彦 川嶋 健嗣 農学部 工学部 教養学部(スポーツ身体運動部会) 工学部 理学部 工学部

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