2022Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 モーションコントロール入門---ロボットや車教養学部(宇宙地球部会) 理学部 工学部 生産技術研究所 31613 水 4 授業の目標・概要 天文学・宇宙物理学の研究に触れることで、問題の設定、解決方法を学び、自らの調査・研究内容を他の人々に伝えるスキルを身に付ける。 31614 水 4 授業の目標・概要 UTAS webシラバス参照 31616 水 4 授業の目標・概要 すでに高校の物理で習ってきたように、目の前のものから、天体に至るまで世にあるものは力学に関する物理法則にしたがって動いている。ニュートンにより提唱 された力学の法則は数学的表現では、時間に関する二階の微分方程式の形をとり、ものをうまく動かすために、その微分方程式に基づく「動的な性質」を理解し 取り扱うことが重要になる。ものの「動的な性質」に着目して対象をモデル化し、状態を計測し、リアルタイムに情報を処理して、入力をうまく決め、「思った ように物を動かす」一連の手法を制御という。ここでは、倒立振子という、そのままでは倒れてしまうものを例題に、上手にものを動かすモーションコントロー ル=運動制御について、グループでの議論、数値計算、実験を通じて学び、数式に基づいて論理的に考えることの大切さを体験することを目的とする。 講義内容を説明した以前(2020年4月)の動画を参考資料として、暫定的にお示しします。以下のリンクでご覧ください。 https://drive.google.com/drive/u/0/folders/1tj0xHbOnnMZkIq3KiuhaGKnCcVSNEBNp(g.eccアカウントが必要です。) 31647 水 4 授業の目標・概要 開講場所:生産技術研究所 As棟 As301・302 過去、日本列島改造論など様々な日本の国土の発展方策が考えられてきた。現代において、新型コロナウイルスの影響と自然災害のリスクが高まる中で、我々の価値観も変化し、情報通信技術などの飛躍的な発展も踏まえたうえで、未来の日本の姿や都市のあり方を考えることが求められる。正解のない中で、現代が抱える社会課題の解決のアイデアを探り、人々が安全で安心して暮らし続けることが出来る社会をどのように実現できるのかを考えることが必要である。 そこで本講義では、未来に向けて現代の社会課題を整理し、解決に向けたアイデアや構想を考えたいと思う。その中で、新型コロナウイルスの影響について、どのように感染症のリスクを軽減できるのか、これまでの経済・感染症対策の政策や効果は、地域によりどのように異なるのかなど、感染者数のデータ、政府の対応の時系列分析、住民アンケートなど感染症に特化した内容も考えたい。この時、SDGsや仙台フレームワークなども考慮して、政策の国際比較なども有効である。 また、都市については、戦後復興と関東大震災からの復興など、我が国に大変革を求められた歴史的な活動が現代にどのように生かされているのかも考えたい。 受講者には、東京大学の災害対策トレーニングセンター(DMTC、Disaster Management Training Center)が提供している、災害対策の基礎コースも学び、災害対策の基礎知識を習得する。 天体物理の研究事始め 両を上手に動かす科学 都市防災とリスクコミュニケーション 鈴木 建 加藤 真平 古関 隆章、大西 亘 沼田 宗純

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