初年次ゼミナール文科 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 このゼミナールでは、「読む」とはどういう営みなのかを考えます。今後、皆さんがどのような専門に進むとしても、研究の中心には、テクスト、あるいは現実や他者そのものを「読む」という営みが存在することと思います。そして、文学研究以上に、「読む」という営みについて自己反省を続けてきた研究領域はちょっと見当たりません。教科書として、ピーター・バリーの『文学理論講義』を用いて、文学理論の歴史をたどりつつ、それらを私たちはどのように自分の専門領域に活かしていけるのか、自由に議論したいと思います。 【学術分野】国文・漢文学 【授業形態】文献批評型 —身の周りに刻まれた歴史について考える— 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、それぞれの受講者の身近な場所(家、大学、バイト先のまわりなど)で気になる事がらを取り上げ、調査・分析をおこなうというもっともシンプルな形のフィールドワークを体験する。特に今年度のテーマとして歴史を取り上げる。 担当者が専門とする民俗学は、「あるく・みる・きく」、すなわち、自らの身体と五感を使ってさまざまな土地に暮らす人びとの生活を理解しようとする方法を、学問の中に位置づけようとしてきた。本ゼミナールでは、過去に民俗学者や隣接分野の研究者たちが実践してきた「あるく・みる・きく」を補助線として紹介しながら、各自が問いに取り組み、何かしらの発見をそこから導くことをサポートする。 最終レポートに向けては、以下の4つを求めたい。①対象の具体性にこだわり、詳細に調べ記述すること。②それをより一般的・普遍的な文脈にそって解釈するために、先行研究と対話をすること。③「紙に書かれた文字」以外の情報を素材(の一部)として活用すること。④対象について自身が愛着を持つこと。 なお、フィールドワークでは直接人に会って話を聞く(聞き書き)、人びとの生活の中に入っていって参加させてもらう(参与観察)、などの方法を中心に置くことが多いが、新型コロナウィルス感染症との兼ね合いもあるため、「あるく」「みる」を中心においたアプローチも大歓迎である。 【学術分野】民俗学/歴史学/文化人類学 【授業形態】フィールド型 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 近代日本の政治史・外交史を社会科学的手法で読み解くための入門授業。基本文献の読み方、報告や討論の仕方、自由方向のテーマ設定、小論文の作成方法について学習する。自由報告の内容は各自の選択にゆだねるが、担当者の専門領域に近い国際関係・政治学・歴史学・近現代日本研究などが、とりあえずは念頭に置かれている。 【学術分野】国際関係 【授業形態】ディシプリン型、フィールド型、文献批評型 31734 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 31735 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 31736 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 ――文学理論の歴史をたどって 読むことを学ぶ あるく・みる・きく 近代日本政治史・外交史研究入門 村上 克尚 塚原 伸治 酒井 哲哉 国文・漢文学 歴史学 国際関係
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