2022Sシラバス
347/364

1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。 ※成績公開が所定日後となる場合がある 【注意】この授業は高校時代に山岳部やワンダーフォーゲル部に所属した人を対象とするものではありません。山野に興味あるけど、サークルに属するほどではないかも知れない人に、安全に山を楽しんでもらう機会と、同時に山や森林で営まれる林業を意識し考えてもらう機会を作るために実施する講義です。人並みの体力は必要ですが、山歩きとしては初級向けですので誰でも参加できます。 伊豆ゼミでは伝えきれない自然を感じる部分を本ゼミにてお届けしたいと思っています。伊豆ゼミとセットでの履修をお奨めします。 北海道・富良野と聞いて何を思い浮かべるだろうか。東大演習林!と答える君はもしかして演習林通?もちろんそういう答えを期待している訳ではない。でも、この体験ゼミ受講後、それはきっと強く印象に残るのではなかろうか(と書くのは簡単だ)。でもこのゼミではその北海道演習林にすぐには行かない。演習林にほど近い山を歩いてみる。十勝山系富良野岳。(ずっと演習林を見たいという向きは、もうひとつの体験ゼミを履修されるとよい。冬の北海道演習林を満喫できるゼミが用意されている。)富良野岳(ふらのだけ)は、北海道中央部にある山である。標高1,912m、大雪山の南西部から連なる十勝岳連峰の最南端に位置する。火山ではあるが、山麓の安政火口を除き、古い時代に活動を終えたと考えられる。そのため、安政火口近辺を除いて全山高山植物が豊富で、特に山頂部は夏の時期は広大なお花畑が広がる。隣接する十勝岳が有史以来の激しい噴火のため、山頂部に植物に乏しいのと対照的である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 本ゼミ主宰者が学生時分に何度も訪れた山。これまでに登った数ある北海道の山の中でもお気に入りの山の一つだ。自然、自然と言うけれど、手つかずの自然など日本のどこにもほとんど残っていない。北海道の山上といえども完全なる自然とは言えないかも知れないが、大自然を感じるにはうってつけの場所だ。いつ行ってもその大きさに圧倒される。大自然のただ中に身を置いて、人間の小ささを感じてみよう。そして、自分が押しつぶされそうな日頃の重大問題のことを思ってみよう。何かしら道が開けることがあるかも知れない。このゼミでは、少なからぬ百名山登山家に見受けられるような、ただ頂上に立つことを主目的とするようなせわしない登り方はしない。ゆっくりと、足下の植物たちを観察しながら、空気を、日差しを、そして歩くことそれ自体を楽しみながら歩くので、とくに健脚でなくても大丈夫。大自然を十分に満喫したそのあとに、今度は人が向きあう森に向きあってもらう。そこでは人が自然に向き合う営み、すなわち林業という一次産業を意識してみたい。大方の日本人は日本は先進国だと思っていると思う。先進国とは一次産業を捨て高次産業にシフトすることを意味するのだろうか?本当にそうなのだろうか?自然の中にどっぷりと身を置いたことで、内にちょっと変化が起った君たちには、たっぷりとその様なことを考えてもらいたい。答えはない。答えは君達が積み上げていくものなのだ。よく考えたあとで、仕上げにもう一度大自然の中に身を置いてみよう。 尾 聡秀 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 島 浩之 時間割コード 時間割コード 全学体験ゼミナール 40271 S2 授業の目標概要 31553 S 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内開講 森に学ぶ(ふらの) 北海道の開講 図書館・文書館・博物館の裏側に迫る:制度・経営・資料の保容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 図書館・文書館・博物館は大学での学習や研究になくてはならない施設であるとともに、過去から受け継いだ人類の知的営為により生まれた資料類を未来へと繋ぐ架け橋としての社会的使命をもった施設でもある。この授業では図書館・文書館・博物館の裏側を実体験することで、これらを下支えする制度・経営のしくみや、現場での資料保存の実態を知り、デジタル全盛の時代に現物資料を保存する意味や重要性を理解し、これらの施設を大学生活や社会の中でどのように活用すべきかを学ぶ。 この目標を実現するために、この授業では(1)講義、(2)学内外の図書館・文書館・博物館のバックヤード見学、(3)体験実習を組み合わせて行う。 講義題目 大地に学ぶ 講義題目 存の実際 担当教員 鴨田 重裕、平担当教員 石原 俊時、小所属 曜限 単位 農学部 集中 所属 曜限 単位 経済学部 2 2 対象 対象

元のページ  ../index.html#347

このブックを見る