2022Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 このゼミは対面で行います。説明会もまた第一週に対面で開催します。もっとも状況に応じて、オンラインでの参加を認めることもあるので、適宜掲示などを参照してください。なお、授業前にオンラインでの講義や打ち合わせがある学生については、東大先端研の牧原研究室でオンラインで視聴するスペースを用意しますので、事前に申し出た上でオンラインの打ち合わせなどに参加した上で、対面のゼミに参加して下さい。 牧原研のYouTubeチャンネルに、ゼミの概要を配信していますので、そちらをご覧ください。 URLはhttps://www.youtube.com/channel/UCjmHAPyMqKTnE1NKAK_k6hgなど、過去のものも含めて適宜参照してみてください。どうしても説明会に参加できないが(できなかったが)受講を希望する学生については、個別にcontact@pha.rcast.u-tokyo.ac.jpまでご連絡ください。 また事前に質問などがあれば、個別ないしはグループでのオンラインのプレゼミを開始します。上記アドレス宛にご質問など投げてください。 今年で10年目となるこのゼミでは、多読、乱読、ときに精読を心がけ、古今東西の政治学に関する本を「読み破る」ことを目標にします。毎週1冊本を読んで短いペーパーを書いて全員が事前にそれを読んだ後ゼミが始まります。ゼミでは、いくつかのペーパーを取り上げて、全学生が意見を言う、質問をする、反論をする、といった議論を繰り返します。もちろん人の意見をじっくり聞くことも大事です。教員はできるだけ議事進行に努めますが、ここぞというときには今学生に必要と判断したコメントを出すようにします。学生同士の議論が基本です。そこから何が得られるのでしょうか。もちろん政治と政治学についてよりよい読みを目指して理解を深めることはとりあえずの目標です。しかしそれだけではありません。まずは自分の考えを構築してみましょう。その上で他の学生からの質問で驚いたり考えたりすることで、一冊の本に対する多様な理解があることを知るでしょう。集合知としての本に対する理解というものがあることに気づいてほしいと思います。そこから初めて自分の読みが広がります。このように自分の読みを深め広げることこそが、これから勉学を深めたり、研究に踏み込んだり、自分の人生を生きぬく力を得ることができるのです。ゼミでは、そのためにいろいろな仕掛けを用意しています。著者同席の回や、「私の勧める一冊」という回もあるでしょう。例年恒例だったゼミ終了後のブック・サロン、ブック・トリップ、ラボ・アドヴェンチャーも可能な範囲で行うことを考えます。すでの多くの修了生がいますが、夏休みには、修了生も一部参加する「合宿」(宿泊が難しい場合は、一日講義室でゼミを行う形をとります)を行います。合宿で何をするかは未定ですが、ここ数年、夏合宿は本の集中的な講読、冬合宿は本に関するドキュメンタリーを製作することが課題でした。 ※受講人数:あらかじめ制限はしない。 木 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 火 5 S 2年 文科 理科 授業の目標概要 日本の歴史に限らず、社会を捉えるには、俯瞰的な視野と微視的な洞察とのバランスが求められます。おおまかな枠組みを学ぶとともに、個別具体的な素材を分析する方法を習得する必要があります。本講義では主に後者に力点を置いて、日本中世(12〜16世紀頃)に成立した絵画作品を対象とする研究実践を紹介します。歴史学の構えや可能性をお示ししたいと思いますが、むしろ個別の素材を通して、視覚表象とどのように接していったらよいのか、学術研究の範囲に限定せず、各人の「ものの見方」を育てることに資すればと思います。 1年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 31550 31560 授業の目標概要 日本が外交の原則とし、政府開発援助(ODA)の指針ともしている、「人間の安全保障」を理解し、実践するための入門的なセミナー。とりわけ、その中心的な地球規模の課題の1つである、「難民」に焦点を当てる。ゲスト講師として難民やそれに準じる方々や、関係する国際機関、政府機関、弁護士やNGO、企業などのマルチ・ステークホールダーを招き、その体験談や実践、政策上の課題、活動の現状報告をいただき、難民など「人間の安全保障」を脅かされている人々の生活や、その支援の実態を知り、可能な解決と予防について考え、質疑をし、討議をする。とりわけ、新型コロナウィルスのパンデミックや日本との関係が深く混乱するミャンマー情勢を加味し、最近の国際政治状況による影響とそれへの対応についても考え、議論する。参加者は、グループで様々な難民や関連機関、支援団体、関係企業などについて、調査し、可能ならば、難民や庇護申請者などからの聞き取りをし、意見交換や議論をし、提言を含めた発表を行う。英語のみで行う場合もある。 31479 開講 読み破る政治学 -多読・乱読・精読ゼミ- 開講 難民から学ぶ「人間の安全保障」:WITH コロナ時代の開講 日本中世絵画史料論 SDGsを考える 講義題目 講義題目 講義題目 担当教員 先端科学技術研究セ牧原 出 担当教員 佐藤 安信 担当教員 藤原 重雄 所属 ンター 所属 地域文化研究専攻 木 2 所属 史料編纂所 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 1

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