2022Sシラバス
310/364

1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 爛熟期を迎えた19世紀末フランスのサロン、とりわけ詩人マラルメの「火曜会」を範とする本ゼミは、文部科学副大臣も務めた東京大学公共政策大学院教授の鈴木寛(すずかん)主催のもと、『学藝饗宴』と題して学術と藝術を綜合する教養教育を目指すものである。 「すずかんゼミ」として四半世紀に亘り開講されてきた歴史を持ち、2017年度より新たに本題にて開講されている本ゼミの主な授業内容は、ゼミ生同士の対話および各界の第一線で活躍するゲストを講師に招き行うセッションである。過去にお招きした講師の方々については、是非下記のFacebookページにて確認してほしい。 本ゼミは、特定の問題についての答えを与えるものではない。むしろ、関心のある領域をそれぞれが見出し、頭から離れなくなるような問いを得ることを目的とする。問いに際して、論理や経験から答えを導こうとするだけではなく、個々人が自らの真善美を追求し、感性を磨きあげることに重きをおく。分からないものの分からなさに好奇心を抱き自らの血肉として結実させようと試みる学生を歓迎する。 ※本講義は集中講義形式の授業であるが、履修者・OB/OG・オムニバス講師等が主体的に開催する毎週のサブゼミが火曜日19〜21時に行われる。集中講義も基本的に同時間帯である。このサブゼミに毎回参加できることが履修に際しての前提条件となる。 ※選考をガイダンス時に行い、受講者を若干名に限定する。 ※過去の選考課題、その他の詳細はFacebookページ(https://www.facebook.com/MinervaKomaba/)を参照すること。 S 1年 理科 2年 彦 S 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 31533 31489 授業の目標概要 〇工学部機械工学科が提供するゼミナールです。下記の2名の教員が主催する研究室が合同して行います。 開講 駒場すずかんゼミナール「学開講 空飛ぶ車を実現するための機柳本 潤 教授 杉田直彦 教授 空飛ぶ車には、社会インフラ、法制度のみならず、「車」そのものをどのようにして実現し製造するのか?を考え、技術開発を進めねばなりません。機械である「車」を実現するための機械要素、センシング、材料、について、以下の1〜3の項目から1件、4〜6の項目から1件選択して、調査、設計、解析を行います。 1.歯車が加工される瞬間の温度を捉えるためのセンサを開発する. 最高温度が1000℃に達する中,応答速度を1msまで短くするためには,素材の力学・熱特性を十分に検討して提案・設計する必要があります. 2.レーザ光が物質の中を光速で進む様子を捉えることのできる,超スローモーションカメラを開発する. このカメラを使って,レーザ光がフェムト秒の時間スケール(1フェムト秒は10-15秒)で進みながら引き起こす物理現象を映し出し,光の特性を探っていきます. 3.筋電位(EMG) 信号に基にした外骨格を開発する. 外骨格は,運動障害を持つ人が物をつかんだり歩行することを可能にし,体力,持久力と術後のリハビリテーションを向上させる. 4.空飛ぶ小型トラック・自動車に利用される骨格・スキン材料を開発する 空飛ぶ小型の個人用移動体に利用できる骨格・スキン材料を開発します。 軽量、高い強度、安全性、量産性と価格など考慮する必要があります。 5.ばねの変形と疲労を考えよう 機械の中には歯車、ばねが多用されます。ばねに作用する力を考察し、変 形を考え、疲労破壊を勉強し、壊れないばねにするための方法を考えます。 6.Computer Aided Engineeringによる棒線材圧延工程設計 非線形FEM を利用した使いやすいCAE 解析システムを利用して、長大橋や自動車用部材の素材である棒線のための、圧延工程設計を体験します。 ---------------------------------------------------------------------------- ※このゼミは4月6日(水)6限(18:45〜)Zoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ---------------------------------------------------------------------------- 講義題目 藝饗宴」 講義題目 械工学 担当教員 鈴木 寛 担当教員 柳本 潤、杉田 直所属 公共政策大学院 所属 工学部 曜限 単位 対象 集中 曜限 単位 対象 集中 理科 2 1

元のページ  ../index.html#310

このブックを見る