2022Sシラバス
299/364

S 2年 文科 理科 2020年10月わが国は世界に向けて「2050年カーボンニュートラル」を宣言した。その後、2030年には温室効果ガスの排出量を2013年度比でマイナス46%とし、さらに50%の高みに向けて努力する方針を示している。2021年には第6次エネルギー基本計画が策定され、様々な政策が動員されているが、本講義ではこれらの現状と課題について取り上げる。民間でも、ESG投資の広がりやRE100宣言企業の増加に加え、コロナ禍からの回復を見据えたグリーンリカバリーに関する取り組みが広がっているが、「2050年カーボンニュートラル達成」は、そんなにたやすいものではないことも事実である。本自由研究ゼミナールでは、2050年カーボンニュートラルに向けた戦略を議論する。 1年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継として2015年の国連総会で採択され、17の目標が定められている。MDGsが途上国の貧困削減や社会開発に焦点を当てていたのに対し、SDGsは世界中の国々の経済・社会・環境といったより広い問題を扱うものである。その広さゆえ総花的であるという批判もある一方、多くのアクターを巻き込めるという利点も指摘されている。 この授業では、このようなSDGsについて高校生が効果的に学べるオンライン授業を設計してみることで、SDGsについての自分自身の学びを深めることを目指す。他者に教えることそのものや、オンライン授業を設計する過程での調査や議論は、本人にとって最も身につく学びとなる。また、この授業では「効果的に学べる」ためにアクティブラーニングという手法を用いたオンライン授業を設計することを目指す。 具体的な到達目標は、以下の通りである。 ①SDGsが作成された背景について説明することができる ②SDGsの意義について説明することができる ③SDGsの課題について説明することができる ④SDGsの17の目標について説明することができる ⑤学習者の学びを深める授業の方法について説明できる ⑥SDGsについて学習者の学びを深める50分間のオンライン授業を設計することができる う S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 このセミナーは、東京カレッジの研究テーマに基づき、現在および将来の都市の約束と課題について、批判的で幅広い理解を深めることを目的としています。都市は、特定の地理的境界の中にある空間というだけでなく、文明と人々に関するものです。また、都市は、建築環境、自然環境、複数の人間システムからなる複雑でダイナミックなシステムでもあります。したがって、都市を理解するには、都市計画、社会学、歴史、生態学、経済学、芸術など、学際的な視点が必要です。このセミナーでは、現代そして未来の都市の市民として、人類の持続可能で強靭な未来にどのように貢献できるかを敏感に観察し、分析し、考察することを奨励します。 【学びの目標】 ▶ 現代都市を形成する学際的な視点、傾向、アプローチに関する基礎的かつ科学的な知識を有している ▶ 特に日本の文脈で、また広く世界の文脈で、都市の様々な約束と課題を特定するための分析的思考を身につける ▶ 都市が実施する持続可能で強靭な施策について、特に日本の文脈で、また広く世界の文脈で、論旨、意見、評価を展開することができる This seminar builds on the research themes of the Tokyo College and aims to develop your critical and broad understanding about promises and challenges of cities today and in future. More than a space within a particular geographic boundary, a city is about civilizations and people. A city is also a complex and dynamic system of the built environment, natural environment, and multiple human systems. Understanding cities, therefore, requires interdisciplinary perspectives of urban planning, sociology, history, ecology, economy, arts, and beyond. This seminar encourages you to sensitively observe, analyze, and reflect how, as the citizens of contemporary and future cities, to contribute to sustainable and resilient future of humanity. After successfully completing this course, you will 1.have a basic and scientific knowledge of multidisciplinary perspectives, trends, and approaches shaping contemporary cities 2.develop analytical thinking in identifying various promises and challenges of cities particularly in the context of Japan and broadly in global context 3.be able to critically develop argumentations, opinions, evaluations of sustainable and resilient measures implemented by cities particularly in the context of Japan and broadly in global context 水 2 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード Road to 2050 環境エネルギーSDGsを学べる授業をつくろUnderstanding Cities 全学自由研究ゼミナール 31470 授業の目標概要 31465 31583 開講 政策の現状と課題 開講 開講 講義題目 講義題目 講義題目 FACIUS Michael 担当教員 瀬川 浩司 教養教育高度化機構 火 5 担当教員 中澤 明子、中村 教養教育高度化機構 金 5 長史 担当教員 所属 所属 所属 東京カレッジ 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 2

元のページ  ../index.html#299

このブックを見る