2022Sシラバス
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1年 文科 理科 水 5 S 2年 文科 理科 冷戦終結後の約30年間、世界経済の基調は「グローバル化」であった。物とサービスの貿易を自由化し、知的財産権の保護水準を斉一化しようとするWTO協定が、1995年に発効した。製造業のサプライチェーンは全世界に延び、各国の国民経済は「フラット化」し、それでも残る国や地域の特色を現地で享受させる観光産業が隆盛となった。その間、わが国はこの変化によく対応できず、国際的地位は低下を続けた。 いまや、この基調が大きく変わろうとしている。それは何より、自由と民主主義を標榜する米国や同盟諸国が、中国の覇権に対して懸念を強めつつあることによる。グローバル化という長年の潮流も逆転する兆しが出てきている。いまや、「国境の復活」こそが時代のキーワードだと言ってよい。これに伴って国際経済も大きく変化しており、日本を含む各国の法や企業のビジネスにも、深刻な影響が及んでいる。 担当教員(玉井克哉)は知的財産法・行政法を専攻する法学者であるが、先端科学技術を研究する研究所に身を置いて、この急激な変化を日々感じている。このような変化を研究の対象にし、知識を着実に獲得する修練を経ておくことは、諸兄姉が将来どの方向で活躍するにせよ、知的な生活を送るためには必須のスキルである。 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 さまざまな「障害」に生きづらさを抱える人々や、「障害」問題に関わる実践家や専門家など、多彩なゲストの語りを聞木 5 ミ S 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 31551 授業の目標概要 現在の世界は、激動の中にある。 31762 開講 「経済安全保障」とは何か 〜ビジネスと政治と法〜 開講 「障害者のリアルに迫る」ゼき、タブーなき対話を重ねる中で、「障害」および人間への深い理解を目指す。 「障害」を身体障害や精神障害、知的障害といった一般的によく知られる「障害」に限らず、依存症や性的マイノリティなど、広い意味での様々な生きづらさとして考え、障害を巡る色々な問いについて考えること、自らの中に生まれた思いに立ち止まって考え話し合うことのできる場を作っていく。 講義題目 講義題目 担当教員 玉井 克哉 先端科学技術研究セ担当教員 学生による全学自由野澤 和弘 所属 ンター 所属 研究ゼミナール 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2

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