2022Sシラバス
256/364

1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 1 S 1年 文科 理科 木 5 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 30840 講義題目 授業の目標概要 31436 講義題目 授業の目標概要 31410 講義題目 授業の目標概要 開講 開講 水と土の環境科学 開講 生体医工学基礎Ⅰ 運動生理生化学 運動におけるエネルギー代謝の知識を健康増進や競技のトレーニングに役立てる 特にこのような厳しい状況の中で、感染に気をつけながらも、日常的に運動をすることの重要性を理解する 生きていることはエネルギーを生み出していることである。そしてエネルギーは基本的には糖や脂肪からミトコンドリアが酸素を利用してATPの形で生み出されている。運動時にはさらにエネルギー必要量が高まる。そこで本講義では運動時を中心に糖や脂肪がどう代謝されているのかを中心にして、運動時における体内の変化を学ぶ。運動することはエネルギー消費量を高めるが、それだけが運動の効果ではない。運動を継続することで体内の状況をよくすることができる。エネルギー代謝の知識を活かし、今後の健康維持にどのように運動を取り入れていけばよいのかを学ぶ。また健康増進だけでなく競技におけるエネルギー代謝に関する内容も話題として取り上げる。 また乳酸及び運動と疲労に関する内容も多い。乳酸は糖からできるエネルギーであり、老廃物ではなく、無酸素状態だからできるものではない。乳酸ができるから疲労するのではなく、むしろ疲労するような運動をしているので、それに対処するためにできるのが乳酸である。 世の中脂肪燃焼がよくいわれるが、あるサプリメントを摂ったからといって脂肪がどんどん減るようなことはあり得ない。運動で代謝を高めるから脂肪が減るのである。また運動では必ず糖を利用するが、糖を利用することは無駄なことではなく、糖尿病の予防になり、結果としては脂肪の減量にも結びつく。そこでこの講義でのもう一つの柱は、おかしな健康情報がいかに多いのかについても学ぶことである。お茶を飲むだけで脂肪が減るかのようなおかしな情報を鵜呑みにせず振り回されない姿勢=メディアリテラシーを身につけることも。本授業の目標である。 食をささえる水と土の環境科学 2050年までに90億人を超えようとしている人口を養っていくためには、食料生産の維持・増大は欠かせない。2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsを達成するためには,自然環境との調和を図りつつ食料生産の基盤を整備するとともに快適な地域空間を創出する必要があるが,これは容易ではない。様々な個別の問題を自然と社会の法則性や物質の普遍的な特性に基づいて解明し問題解決をすることを可能にするような高度の科学性と専門性が求められる。特に、植物の生育と生態系を条件づける水と土、さらに地域空間における物質循環に関する科学と技術が不可欠である。 また,日本国内に限定すると今後,人口減少と老齢化が進むことも考慮すべき重要な事項となる. この講義では、食料生産、いわゆる農業について、生産効率向上の工夫や持続的な農業生産に関する課題を紹介するとともに農業に関連して生じている様々な環境問題やそのメカニズムを社会的背景と物質循環についての基礎知識やモニタリング技術を含めてわかりやすく解説する。 この講義によって、普段気にしていない水と土を巡る物質循環の科学の私たちの社会・生活における重要性が理解できるようになることを期待する。 バイオマテリアル入門-医療への貢献 今日の生物工学や遺伝子工学、医療工学などの目覚ましい発展により、従来の医療では困難であった疾患の早期発見や再生医療、遺伝子治療などの高度先進医療も現実のものになろうとしています。工学の領域でも、このような医療福祉に対する社会的要請に応じて、医用材料、すなわちバイオマテリアルの研究・開発が注目を集めています。この講義では、高度先進医療を支える先端バイオマテリアルについて様々な角度から紹介し、工学と医学・生物学の融合により切り開かれる未来型医療について、皆さんと一緒に考えていきます。バイオマテリアルの入門として、バイオマテリアルの基礎から最先端研究までを紹介します。 授業科目名 身体運動科学 授業科目名 授業科目名 担当教員 八田 秀雄 担当教員 吉野 邦彦 担当教員 高井 まどか 所属 曜限 スポーツ・身体運動 所属 曜限 農学部 所属 曜限 工学部 対象 対象 対象

元のページ  ../index.html#256

このブックを見る