2022Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 30262 講義題目 授業の目標概要 31434 講義題目 授業の目標概要 31432 講義題目 授業の目標概要 開講 情報メディア基礎論 開講 開講 心身の実践科学 本講義では,情報を“ストック”/“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」を作成しながら,情報とメディア・社会の関わりについて考えます。 できごとは,多様な人々の視点を内包しています。多面的な資料を“ストック”した「デジタルアーカイブ」は,できごとの実相を伝えていくための基盤となります。そして「データビジュアライゼーション」によって,アーカイブ化された資料の内容が視覚化され,コミュニケーションが創発して“フロー”が生まれます。 本講義ではまず,各人 1) 情報を“ストック”し,“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」のありようを学ぶ 2) ArcGIS, Re:Earthなどの使い方を学び,今後の学習・研究において活用していく素養とする 3) レクチャー(ゲスト講師含む)を通して,デジタルアーカイブ・情報メディアについての最新の知見を身に付ける。 海洋生物資源の特性と利用 地球表面積の70%を占める水圏(海洋および陸水)は、潮干帯から沿岸、外洋、深海、熱帯域、極域、陸水に至る、多様で変異に富む環境で構成される。水温、塩分、水圧等の大きく異なる棲息環境に、バクテリア、プランクトンなどの微小な生物から、各種の無脊椎動物、魚類、大型ほ乳類に至る多種多様な生物が進化的に適応放散し、独自の生活史を発展させてきた。水圏には地球上のほぼすべての動物門が棲息しており、その多様性は陸上の比ではない。水中での生活を可能にするために、陸上生物には見られない特殊な器官やユニークな代謝経路を発達させた種も多い。そして、これら多様な生物の相互作用により、複雑で豊かな生態系が形成されてきた。しかし、陸上生物である我々 ヒトにとって、水圏にはまだまだ未解明の現象が多く、そこに未知の利用可能性や新たな研究領域の発展可能性を秘めたフロンティアが存在する。一方、広大に見える水圏でも、そこに棲息する生物量は有限である。水圏生態系における物質循環および生物生産の仕組みを理解し、ヒトと水圏生態系の関わりあい方、および再生可能資源としての水圏生物の持続的有効利用のあり方を探ることが、これからの自然共生型の持続可能な社会を構築していくうえでの鍵となる。 本講義では、水圏に棲息する生物およびそれをとりまく環境を対象に、(1)水圏環境および生態系内での物質循環と生物生産について理解すること、(2)食料資源、生化学資源、エネルギー資源などの観点から、水圏生物の持続的有効利用に向けた知識を習得すること、を目標に授業を進める。 現代の社会を生きる心身の知恵 この授業は、急速に変化する現代社会を生きていく上で、またそのような社会の中で相互扶助による貢献を第一義とする市民的エリートとして成長するために不可欠な心身の実践科学とその知識について、理論と実践両面から学ぶことを目的とします。インターネットやSNSの急速な普及(四半世紀前にはこの世に存在しなかった)と情報氾濫、生活の24時間化・国際化、産業構造の変化、これらに伴う対人関係の変化など、現代のわれわれを取り巻く環境と状況は加速度的に変化し続けています。このような変化は、当然ながら、心身の健康、ストレス、学習に大きな影響を及ぼし、人間関係、将来設計、社会での適応のあり方、精神疾患などにも影響を及ぼしています。これらは学生の皆さんの現在の生活のみでなく将来の社会人としての活躍にも当然ながら深く関係する問題です。この授業では、教育学部身体教育学コースでの研究内容を紹介しつつ、生活習慣、学習、脳、精神医学、社会など様々な観点からこれらの問題について考えていきます。この中には、相談支援研究開発センターの教員が担当して行う、学生支援の実際した講義も多数含まれます。この講義での学習を通じ、学生生活における健康の維持・向上とともに、将来の社会での活躍のあり方について考えを深める上でも必要な知識とスキルを習得してもらえればと思います。 なお平成27年度から開始された学生同士の相互扶助を目的としたピアサポートプログラムに参加希望の学生には、特に履修を勧めます。学生ピアサポーター(一定の研修プログラムを修了した本学学生を相談支援研究開発センター長が認定)として必要な基礎知識の習得に必須の講義が含まれます。当然ですが、それ以外の学生の履修も大いに、かつ平等に歓迎します。 授業科目名 授業科目名 食糧と環境 授業科目名 担当教員 渡邉 英徳 担当教員 高橋 一生 担当教員 佐々木 司 所属 曜限 情報メディア委員会 所属 曜限 農学部 所属 曜限 教育学部 木 5 対象 対象 対象

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